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2013年3月17日日曜日

安倍首相のFacebookに韓国人・中国人が反日コメント するも、 何故かフランス人が論破した件―【私の論評】この件は安倍総裁の安全保障のダイヤモンドが関係しているかもしれない。もっと、俺達も海外にアピールしようぜエ~~!!

安倍首相のFacebookに韓国人・中国人が反日コメント するも、 何故かフランス人が論破した件



 ●戦場は安倍首相のフェイスブック
先日、安倍晋三首相がFacebookで中国を批判しました。

    3月11日の東日本大震災慰霊式典に「台湾の代表の取り扱い」を理由に中国が欠席いしました。

    昨年行われた慰霊式典では、台湾の代表は招待され出席していたにも関わらず名前すら読み上げられませんでした。
    震災発生時、台湾は世界のどの国よりも多額の200億円を超える義援金を贈ってくれた大切な日本の友人です。台湾の人々の気持ちを傷つける非礼な対応でした。
    今年はこの対応を改め、台湾に対し感謝の意を込めて「指名献花」をしていただくことにいたしました。

    このことに対して中国が代表を送らなかったことは大変残念なことであります。
    しかし私達はこれからも礼儀正しくありたいと思います。
    そして多くの支援をいただいた台湾をはじめ全ての国に対して、感謝の思いでいっぱいであります。



原文写真ともにそのまま引用。

この記事の続きはこちらから!!
■著者データ
ガジェ通ウェブライター
ウェブサイト: http://anews.jp/
TwitterID: anewsjp
 【私の論評】この件は安倍総裁の安全保障のダイヤモンドが関係しているかもしれない。もっと、俺達も海外にアピールしようぜエ~~!!


上の安倍総理のコメントに、最初は韓国人が身勝手なコメントをいれ、フランス人にたしなめられたわけです。そうして、次の段階では、今度が中国人が、身勝手なコメントを入れ、再度フランス人にたしなめられたということです。

このフランス人の日本語は確かに素晴らしいもので、私は最初ひよっとして日本人がフランス人を装って書いているのかと思ったほとです。しかし、この人のプロフィールをみてみると、やはりフランス人のようですし、それに、facebookは、他の匿名のサイトとは違い、実名を旨としているSNSなのでやはり知日家フランス人なのだと思います。

それにしても、フランス人が掲載しているということで、この記事は信ぴょう性が高まるものと思います。直接関与する国の人間である日本人や、中国人などよりも、第三者的な立場のフランス人が書いたほうが、説得力があります。おそらく、日本人が反論を書いても、他の国の人がみれば、フランス人のかいたもののほうが説得力があると思います。

そうして、思ったのは、この安倍総理の記事や、それに対する韓国人や、中国人のコメントにたまたまこのフランス人の方の目にとまったため、今回はこのような結果になったと思います。しかし、このようなことはいくらでもあります。

特に、昨日もこのブログに掲載した中山成彬議員による、従軍慰安婦問題の虚偽に関するものなど、私たち日本人としても、ことかあるごとに世界に訴えていくのは無論のことですが、やはり、フラン人をはじめとして日本以外の外国の人達に知ってもらい、それを拡散してもらうようにすれば、かなり効果的と思います。

そうして今回のこの件も、安倍総裁が外国の人達に対して行ったアピールの結果のせいでもあるのだと思いいたりました。そうです。あの、安倍総理による安全保障のダイヤモンドにも関連しているのではないかと思い足りました。このブログには、このダイヤモンド構想についても掲載したことがあります。そのURLを以下に掲載します。

尖閣侵犯、野田内閣“弱腰”で中国エスカレート 曳光弾封印…―【私の論評】知れば知るほど、納得する安倍総理の凄さ!!安全保障のダイヤモンドを知れ!!

詳細は、上記の記事をご覧いただくものとして、安全保障のダイヤモンドについてのみ以下にコピペさせていただきます。

 
(安倍首相は)「南シナ海には核弾頭搭載ミサイルを発射可能な中国海軍の原子力潜水艦の基地とするのに十分な深さがある」「間もなく中国海軍の新型空母が頻繁に見かけられるようになる」「中国の周辺諸国を恐れさせる事態」などと記したうえで、中国の海洋覇権を防ぐために、日本とオーストラリア、インド、米国ハワイが、インド洋から西太平洋に広がる海洋権益を保護するダイヤモンドを形成すべきだ、と主張しています。

この構想を進めるためか、岸田文雄外相は13日にオーストラリアに飛び、同国のカー外相と会談。米国を含めた安全保障分野の協力を加速させる方針で合意しました。

さらに、安倍首相は東南アジア歴訪の最後に訪れたインドネシアで18日、法の支配と自由で開かれた海洋の重視などを掲げた「日本外交の新たな5原則」を発表し、中国を強く牽制しました。

注目の論文では、セキュリティー・ダイヤモンドを強化するため、英国やマレーシア、シンガポール、ニュージーランド、タヒチのフランス太平洋海軍との連携についても触れています。英国は、もともと、マレーシア、シンガポール、ニュージランドのなどの宗主国でした。フランスも、この地域にかつて、植民地があり、タヒチの宗主国でもありました。

この構想には、周辺諸国は諸手をあげて賛成しています。もう時代は変わりました。このような構想を発表しても、周辺諸国は、日本の軍事力に脅威をいだくどころか、中国の脅威をかわす、希望の星です。
上の文書で注目していただきたいのは、太字で示した「タヒチのフランス太平洋海軍との連携についても触れています」というくだりです。安倍総理は、フランスにもこのダイヤモンドに加盟していただきたい旨をアピールしていたわけです。

この安倍総裁のアピールが、このフランス人の頭の中にあったのだと思います。中国が、この海域を我が物顔で動きまわるようになれば、フランスのタヒチにおける権益も脅かされるわけです。そうです。フランスの国益にも影響がでるわけです。そうして、韓国人や、中国人の反日コメントをみつけて、論破する気持ちになったのだと思います。

それにしても、この類推は多いにありうることだと思います。この件につき、いずれ、このフランス人に質問をしてみようと思います。

安倍総理のように海外の人々に日本をアピールしよう!!

いずれにせよ、この類推があたっていようとあたっていまいと、安倍総理のように機会があれば、海外にもアピールしておくことにより、中国などの国が日本に対して理不尽な要求をつきつけたり、韓国のように歴史を歪曲したにしても、外国の人にから反論していただければ、他の国久の人びとへの影響力が大きくなります。

このようなことを私たちも心がけるべきと思います。私自身もSNSやビデオチャットで、海外の人々とコミュニケーションをはかるときに、このようなことをするように心がけています。みなさんも、そのような機会があれば、是非心がけていただければ、日本が理不尽な扱いを受けても、海外の人々に擁護していただける確率が高まると思いますので、そうしていただれたら幸いです。そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?

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2013年1月10日木曜日

安倍首相、ぶら下がり拒否の理由を投稿―【私の論評】マスコミの安倍叩きの機会を阻止するためにも良いことだ!!



首相になる前には、ぶら下がりに対応していた安倍総裁(昨年11月)

安倍総理大臣は、記者団の質問に答える「ぶらさがり取材」について、「世界でこのような対応をしている国はありません」とインターネットの「フェイスブック」に投稿し、今後も応じない考えを強調しました。

「ぶらさがり取材」は小泉総理時代に原則1日2回、記者団の質問に答える形で定着しましたが、民主党の菅政権で東日本大震災の対応を理由に行われなくなりました。安倍総理も前回の総理時代にはぶら下がり取材に応じていましたが、今回の総理就任以降は拒否しています。

その理由について、安倍総理は、「世界でこのような対応をしている国はありません。首脳の発言は重く、国益に対する影響を考えれば、情勢を把握し熟慮したものでなければなりませんし、首脳としてコメントすべきでない事もあります」とフェイスブックに投稿しました。

また、報道各社による総理インタビューについても、従来の形式を改めて、「希望のある社や番組ごとに日程を調整したい」と強調しました。(10日00:47)

【私の論評】マスコミの安倍叩きの機会を阻止するためにも良いことだ!!

上の記事で指摘していた、安倍総理のfacebookの記事を以下にコピペします。


この措置、マスコミの安倍叩きの材料を提供しないという意味でも非常に良いことだと思います。ぶらさがり取材は一見良いようにもみえますが、なんとか安倍首相の言質や、言葉尻をとろうとして身構えているマスコミなどとの対応は、場合によっては単なる時間の無駄遣いどころか、これらに対応するために大きなエネルギーをさくことになることもありうることを考えれば、リスク管理上も非常に良いやり方だと思います。

なにせ、今のマスコミ、とにかく安倍総理はもとより麻生財務大臣など、とにかく「戦後体制」からの脱却を標榜する政治家に対しては、徹底的に叩きまくり「戦後体制」守護の空気を醸成して、できうれば、安倍政権をなきものにしようと鵜の目鷹の目でいつも隙を狙い徹底抗戦をしようと身構えているというような有様ですから・・・・・・・・。


少し以下に、安倍叩きの異常ぶりを掲載してみます。

まずは、テレビの報道ぶりです。安倍政権に対するネガティブな意見を言う人を明らかに多めに、流しています。



週刊誌の表紙まで安倍叩きです。



これは、週間朝日の表紙ですが、左は民主党鳩山政権が誕生したときの表紙です。右は、安倍自民党政権が誕生したときの表紙です。

以下は、日刊ゲンダイの民主党政権誕生と、自民党政権誕生のときの、報道です。



下は、日刊ゲンダイの、安倍総裁が総理になったときNHKが放映した記者会見で、顔色が悪かったことを揶揄したものです。このNHKの放映は、意図的に顔色を悪くした可能性をこのブログでも指摘したことがあります。


その記事のURLを以下に掲載します。

【印象操作?】NHK、異常に顔色の悪かった安倍総裁[桜H24/12/20]−【私の論評】怒涛8枚の写真で描く、偽装転向コミンテルンの仕業!!


詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、この記事で示した顔色などいくらでも変えようがあるという事例の写真を以下に掲載しておきます。



上は、中国人の女の子の同じ写真ですが、下のほうは画像エディターで加工しています。同じ画像でも、下のほうは、まるで死人の肌色です。

下の写真は、安倍総裁が、過去に暴力団関係の人と、記念写真をとっていたことをさも、安倍総裁自身が、この暴力団員とつながりかあるかのように報じた週刊誌の新聞の広告見出しです。


これに関しては、当時の安倍総裁からは、「全く関係のない人で、政治家として記念写真を撮ろうともちかけられたら、素性の良くわからない人とでも撮る場合もあり得る」と表明がありました。この内容、その後何の追跡記事も掲載されないことから、ガセネタであることははっきりしています。これに対して謝罪も何もしない週刊誌は一体どうなっているのかと思ってしまいます。

下は、中日新聞の安倍内閣誕生の際の特報記事です。この特報は、まともではありません。グローバルな視点からみれば、異常です。


それから、『朝ズバッ!』が痴漢ニュースで全く関係のない安倍晋三氏の映像を流したなどという事件もありました。以下の画像は、そのときのキャプチャー画像と、これ関する当時の安倍総裁のフェイスブックの記事です。


これに関しては、このブログにも掲載しています。以下のその記事のURLをコピペしておきます。

『朝ズバッ!』が痴漢ニュースで安倍晋三氏の映像を流す / 悪質なサブリミナル効果を使った世論操作? 安倍氏「またかとの思い」−【私の論評】安部総裁ネガティブ・キャンペーンは、中国による反日デモと本質は同じ、国民の目を他にそらすためのものである!!


詳細は、上の記事をご覧になって下さい。

それらか、さらにテレビ報道。以下のキャプチャー画像をみて、何かおかしいと思いませんか?


そうです。維新"選挙違反"で逮捕続出というテロップがでている画面の背後に安倍総裁の顔がでかでかと掲載されているではありませんか。これは、チラッとだけみると、あたかも安倍総裁が、選挙違反をしたか、あるいは、自民党の議員が安倍総裁の指示で選挙違反をしたとも受け止められるかもしれません。

前安倍政権のときも酷いものでした。

下は、前安倍政権のときの週刊誌の中吊りです。


下は、前安倍内閣が誕生したときの、テレビ報道のキャプチャー画面です。


下は、日刊スポーツのものですが、これも酷いです。


こんな有様ですから、上の記事のように安倍総理が「ぶら下がり取材」を受けるべきではないことが良くお分かりになると思います。

それにしても、マスコミの安倍叩き度を超しています。ここまで、度を超すということは、マスコミはやはり、安倍総裁が怖いし、脅威なのだと思います。そうして、こうして、マスコミのやり口を掲載してみると、なにやら、滑稽な感じがします。

こんなマスコミにぶら下がり取材で、無駄時間を費やす必要はないです。時間という資源は、失えば取り戻すことはできません。このことは、以前このブログにも、掲載したことがあります。

目標を達成し、思考の質を向上させるために「連続4時間」の作業時間を持つ―【私の論評】ライフログを取得や、時間管理の究極の目的は、本当に重要なことを考えるときにたっぷりと時間をとりとことん考えること!!


詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、この記事の中で、時間に関する記載だけ箇条書きで以下にコピペさせていただきます。
①時間を管理すること
②貢献に焦点を合わせること
③強みを生かすこと
④重要なことに集中すること
⑤成果をあげる意思決定をすること
これは、ドラッカー氏が、経営者に対しての時間管理のあり方の原則を述べたものです。安倍総理は、経営者ではありませんが、これは総理という職責を遂行するためにも十分あてはまることだと思います。安倍総理には、重要問題に十分時間をつかって、とことん考えて、強い日本をつくっていただくのが一番だと思います。この原則を適用して、ぶら下がり取材など避けるというのは、賢明な措置だと思います。

皆さんは、どう思われますか?

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テレビ朝日が自民党・安倍総裁の経済政策を批判するよう経済学者に強要 −【私の論評】幽霊の正体見たり枯れ尾花!! 

2012-12-06 ニコ動・安倍晋三元総理がリフレ派に転向した訳―【私の論評】安倍総裁の主張する財政・金融政策は、強い日本をつくり最終的に「戦後レジームからの脱却」を目指すものだ!!

 

UPDATE1: 「無制限」緩和は額ではない、物価目標2%達成まで緩和継続を=安倍自民総裁―【私の論評】ただ反対すれば、良いというものではない!反リフレ派は、反対するだけではなく、日本経済が良くなるための対案を提供せよ!!

2012年10月14日日曜日

VolvoのFacebookアプリを利用したキャンペーン「You Inside」―【私の論評】SNSのキャンペーンは、社会を変える!!

VolvoのFacebookアプリを利用したキャンペーン「You Inside」:


ソシエタでは、これまでアウディフォルクスワーゲンなど自動車会社のキャンペーン事例を取り上げることも多くありました。今回紹介するものも、自動車メーカー「Volvo」のキャンペーン事例です。 内容はいたってシンプルで、Facebookのアプリを利用して車の中に何を持ちこんでいるかを写真を投稿して参加者同士で見せるというもの。

キャンペーン名はその名の通り「You Inside」。 手順はいつもVolvoに持ち込んでいるものを写真でアップするだけ。例えば、本だったり、ぬいぐるみだったりと、その人によって個性が出るので、一覧で見たときに面白い体験ができるかもしれません。そしてユーザーは、投稿後に世界中の何人もしくは何%が同じものを持ち込んでいるかというデータを見て、比較することもできます。


このキャンペーンを通じて、自分が何を持ち込んでいるのかを改めて振り返ってみる。それと同時に、他の人が車に何を持ち込んでいるのかも気になると思うので、ぜひチェックしてみてください。
[You Inside via creativity online]
(佐藤慶一)

【私の論評】SNSのキャンペーンは、社会を変える!!

この、キャンペーン素晴らしいです。Facebookをご利用の方は、ぜひVolvoのページを探して、「いいね!」を押していただき、このキャンペーンをご覧いただきたいものです。このキャンペーン、無論販売促進としても十分優れものですが、車を開発する際の、調査としても優れていると思いました。



このキャンペーンをみていて、私が思い出したのは、10年ほど前にもなりますか、テレビなどでも放映されていた、新しい軽自動車の開発です。軽自動車は、20年ほどまえから、デフレ傾向のため、車自体の価格が安いとか、燃費が低いとかで、結構売れ筋となっていました。

ただし、最近では、昔と比較すると、車の買い替えをせず、一度購入すると、しばらく乗り続けるというドライバーも増えていました。そんなとき、売れ筋の軽自動車をさらに売れるようにしようということで、メーカーが様々な努力をしていました。




ある車のメーカーの開発者たちは、徹底して軽自動車が使われているシーンを街に出て、観察しました。それで、わかったことは、軽自動車だから、あまり荷物を積むようなことは想定していなかったのですが、実際には、主婦がスーパーに買い物に行き、買い物を積むとか、自宅から親の家や、知人・友人のところへ物を運ぶとかで、かなり荷物を積でいることがわかったとか、あるいは、多くの人が、軽自動車であっても、できれば、広い居住空間を望んでいることなどがわかりました。

そのため、それまでの普通の軽自動車を改良して、荷物を積みやすくするとか、なるべく居住空間を広くするため、車高を高くするなどのことをしました。そうして、それプラスさらに燃費を下げるなどしました。これについては、下の動画などご覧いただくと良くわかります。こうすることにより、開発者らは、軽自動車の販売台数をさらに伸ばすことに成功しました。そうして、他の自動車メーカーもこの動きに追随して、日本軽乗用車は、従来から比べると、格段に使いやすくなりました。

 

軽乗用車の開発も、やはり、実際にユーザーがどのように使っているのか、本当に欲しい機能は何なのかを探らないとできないということです。Volvoも今まで通りの安全一辺倒の車というだけでなく、本当にユーザーが欲しがる機能を探りだし、それを参考にして新たな車づくりに生かしたいと考えているので、上記のようなキャンペーンを実施しているのだ思います。

10年前には、Facebookなどまだ存在していませんでしたし、当時存在していたサイトなど、まだまだ、低機能で、上の記事のようなVolvoのようなキャンペーンはなかなかでかなかったと思います。考えてみると、こうしたキャンペーンをスムーズに行うためには、今では当たり前になっている、クラウドの同期と共有の機能は不可欠です。

クラウドの環境が整い、今では、スマホが当たり前になっています。これで、ユーザーは、いちいち面倒なことを考えずに、車に乗ったときに、撮影して、すぐに投稿することができます。このようなことができようになり、さらに、Facebookというプラットフォームが整い、現在ではこのようなキャンペーンがいくらでも、できるような環境が整いました。

それと、今では、Facebookというインフラが、何と、10億人もの人々に使われています。わずか、5年くらい前だと考えられないことです。少し前まで、SNSというと、オタクが使うものとか、少し変わった人などの印象もあったと思いますが、今は、まったく当たり前のこととなりました。ちなみに、以下にFacebookのインフォグラフを掲載します。


日本は、まだFacebook利用者が少ないといわれていますが、伸び率は高いです。今年の9月では、1500万人に迫る勢いで、これは、日本のネット利用者の24%だそうです。Facebookは、実名制なので、匿名がほとんどの日本のネット界では、流行らないと揶揄されていましたが、そんなことは、ありません。実際、9月時点で、mixiを追い抜いています。


SNSというと、後発のGoogle+も、かなり健闘していて、これもことしの9月時点で、世界で4億人を超えました。これは、後発としては、驚異的な伸び率です。日本では、今年9月にPCベースで400万人のユーザがいるとされています。

これからも、FBもG+も、今後伸びが相当期待できますから、日本でもキャンペーンのやりかたが変わると思います。現在では、テレビのCMの効果はかなり低くなっていますし、新聞の購読率も、テレビの視聴率も下がっています。それに、既存メディアでは、なかなか上記のように、ユーザーの観察などもできません。

上記のVolvoのキャンペーンにより、ユーザーが車の中に持ち込むものが理解できた場合、Volvoはこの情報を活用して、車の中の備品を増やすかもしれません。あるいは、増やさないまでも、車の中に持ち込みやすくするとか、持ち込むことで、車自体の構造ともあいまって、相乗効果をだせる仕組みを導入するかもしれません。

そうなれば、このキャンペーンは、プロモーションだけではなく、社会を変えることにもつながります。社会を変えること、これすなわち、このブログでも紹介してきたように、イノベーションです。このような、キャンペーンで、日本でも様々なイノベーションを起こすことを期待したいです。そう思うのは、わたしだけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?

 


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2012年7月26日木曜日

Facebookユーザーの満足度が大幅低下...そもそもSNS人気に終焉の兆し?―【私の論評】もうブームなどではなく、社会のインフラとなりつつあるということか?

Facebookユーザーの満足度が大幅低下...そもそもSNS人気に終焉の兆し?:
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一時のハヤリだったのかな?

友だちの友だちへとつながっていくSNS人気とは裏腹に、すでに以前から「ミクシィ疲れ」やら「Facebook疲れ」なる現象が囁かれてはきましたけど、どうやら一部のユーザー層では着実にSNS離れが進行し始めてもいるみたいですよ。やっぱりSNSって、猫も杓子も皆が使い始めるまでの最初期が、もっとも心地よかったりするんでしょうかね~

米国ミシガン大学ビジネススクールの開発指標に基づき、このほど全米の約8万人のユーザーを対象にして47業界の顧客満足度を調査した「ACSI」で、なんとFacebookは昨年より大きくスコアを落とし、あろうことかソーシャルメディア分野で最低の61を記録。TwitterやLinkedInにまで抜き去られちゃってますね。

ちなみに78のハイスコアでソーシャルメディアのトップにGoogle+が入っちゃっているんですけど、この結果には賛否両論あるみたいです。いつの間にかトップSNSだったMySpaceをFacebookが抜き去ったように、本当にGoogle+が次なるナンバーワンSNSとなるのかどうかは大きな疑問ですよね...

そもそも今回のACSIでは、ソーシャルメディアが全体として69の満足度指数に止まっており、検索エンジンやオンラインニュースメディアなどなど、他のネットサービスに大きく差をつけられてしまったことへの衝撃も大きいようです。もしかしてこのところ全体としてSNSの魅力が薄れ気味なんでしょうかねぇ。

ACSI
Mario Aguilar(米版/湯木進悟)

【私の論評】もうブームなどではなく、社会のインフラとなりつつあるということか?

facebookなどをはじめとする、SNSは、すでにブームなどではなく、多くの人にものすごい勢いで、定着したのではないかと思います。スマホやタブレット、PCを開けば、当たり前にそこにある、メールなどと同じようなものになりつつあるのだと思います。特に、最近では、スマホなど、FB のアプリが最初から搭載されていないものなどないと思います。


一昔前のメールと同じようなものではないかと思います。私自身は、最早、個々のハードに割り当てられた既存のメールは、ほとんど使いません。ほとんどが、SNSとウェブメールです。既存のメールを使うのは、相手方が、SNSをやっていないとか、ウエブメールもやっていない場合のみです。メールは、ひところ、中学生など一日数十通もメールを打つなどということが話題になっていました。しかし、このような人まだいるにしても、時代から取り残された旧人類の部類に入るでしょう。今とぎ、メールなど話題にもならないと思います。それは、あるのが当たり前だからです。






これを理解するには、電話など思い浮かべていただければ良いと思います。電話そのものは、すでに随分前から定着しており、今生存しておられる方で、生まれたときに電話なるものが存在していなかったなどという人はいないと思います。老人の方では、一部、小さい時あるいは、若いうちは、自宅に電話線がきていなくて、自宅から電話がかけらけなかったなどという方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、ある程度の年齢になってからは、携帯であれ、固定電話であれ、何らかのかたちで電話が利用できるようになっている方がほぼ100%だと思います。そうです。電話は、すでに随分前から完璧に水道や電気のように社会のインフラになっているのです。



水道、電気、電話のように社会のインフラになってしまったものに関しては、好きも、嫌いも、流行り、廃れもないと思います。従来から、ユビキタスといわれていて、まさにそれです。ただ、昨年の原発事故によって、電力供給が少なくなり、計画停電などになったり、なりそうになったときに、不満がでてくるということになります。そうでなけれは、良いも悪いもなく、空気のような存在だということです。

SNSの場合は、こうして、使っている人にとっては、インフラになりつつある面と、まだ歴史が新しいので、使っていない人や、使って間もない人もいるということで、一時的に上のような統計結果になっているのだと思います。

それと、上の記事では、「78のハイスコアでソーシャルメディアのトップにGoogle+が入っている」ことに関して、否定的なようですが、私は、そうとは限らないと思います。


このブログにも従来から掲載していますが、実際にSNSを使い込むようになると、facebookや、Mixiなどでは、使い勝手がかなり悪いことが理解できます。使いはじめてから、間もないときには、そんなことなどほとんど気にならず、ただいろいろな人とネットワーク上で付き合いができることに満足を覚えるのですが、これが当たり前になってくると、いずれ不満がつのってきます。

何かといえば、facebookなどは、もともと、親しい現実世界での友人との付き合いをネット上で再現できるようにつくりこまれていますから、いろいろと都合の悪いこともでてきます。facebook上で、あまり親しくない多くの人と、友達になれば、自分のウオールなどへの書き込みは、どんなものであれ、あまり親しくない人にも見られてしまうことになります。

これは、最初のうちはあまり気にならないかもしれませんが、たとえば、友達に会社の上司とか同僚、学校の先生や友達、あるいは、利害をともにする人、そうではない人などが多数入ってくるようになれば、本当に親しい人たちとのネットワークとはまた異なってきます。ある人には、話たいことでも、多の人には聞かせたくない話もでてきます。

そうなるは、FBはかなり不便です。結局日々、誰にとっても、当り障りのないことを書くことになり、つまらないものになります。「こんな記事があったよ」「どこで、誰と会った」「どこで、何が安く売っていた」「どこで何を食べたら美味しかった」など、本当にどうでも良いようなものばかりになってしまいます。これらのこと、最初のうちは、SNS自体の物珍しさもあって、あまり苦にもならないでしょうが、日々続けていれば、いい加減飽きてきて、SNS疲れという事になるのだと思います。


ここまでになるには、おそらく、普通にFBを使っている人の場合、使いはじめてから、3,4年はかかるものと思います。FBの歴史は、まだまだ、短いですが、それにしても、3,4年継続して使う人が増えてきたため、上のアンケート結果のようになったのだと思います。



このような経験をして初めて、Google+のサークルの持つ意味が認識できるようになります。Google+を使っていない方に、"サークル"などといっても、ピンとこない方もいらっしゃると思いますので、以下にサークルについて解説します。
Google+上での知人とのつながりの起点になるのが「サークル」です。知人を円形のユーザーインタフェースに直感的に配置して管理できるようになっています。 
サークル画面では、Googleアカウントに登録されている連絡先やGoogle+上で知り合った人などを読み込んで知人の候補として表示。知人のアイコンは「友だち」「家族・親戚」「知人」「フォロー中」などのサークルにドラッグ&ドロップで配置することでグループ分けできます。動作はスムーズで、かなり簡単にグループ分けができます。サークルはユーザーによる定義も可能で、たとえば「会社」「学校」「趣味サークル」などを自由に作成できます。
しかし、このようなこと、実際に使ってみないとピンときません。何のためこんなものが必要になるかなど、SNSをあまり使っていない人には理解できないことと思います。しかしながら、fbを長い間使い込めば、理解することができます。だから、こそ、上の記事のようなアンケート結果が出てきているのだと思います。


私は、こういう背景から、以前もこのブログに同じことを掲載しましたが、やはり、社会のインフラとしては、Google+のほうが優れていると思います。それが、認識されつつあるというのが、上のアンケートの結果ではないかと思っています。皆さんは、どう思われますか?






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2012年7月10日火曜日

福島県のFacebookページ、開設から3週間で1万以上の「いいね!」を獲得―【私の論評】日本でもスペンドシフトが加速か!!

福島県のFacebookページ、開設から3週間で1万以上の「いいね!」を獲得:


福島県広報課は7月9日、福島県の公式Facebookページ「ふくしまから はじめよう。」が、1万以上の「いいね!」を獲得したことを発表した。同ページの開設は6月18日で、公開後約3週間の7月6日に「いいね!」獲得数が1万を突破した。

この記事の詳細はこちらから!!


【私の論評】日本でもスペンドシフトが加速か!!
上の記事を御覧になって皆さんは、同考えられましたか?当然、あの震災があったことによる、同情ということもあるでしょうが、私はそれだけではないと思います。最近、多くの企業がFacebookページを活用して、様々なキャンペーンなど繰り返しているようですが、資金を注ぎ込んでもこのようにユーザーのエンゲージメントがこれだけ短期間にこれだけの高まりを見せることはなかなかないと思います。

私は、早速このページ「いいね!」ボタンを押しました。まだ御覧になったことのない方は、以下のURLから御覧になれます。是非御覧になってください。

http://www.facebook.com/FutureFromFukushima

さて、福島県のページ、震災地であるからということで、同情によるエンゲージメントだけだと、こんなに凄いことにはならないと思います。やはり、それ以外の要素があるはずです。それは、一体何なのでしょうか?

さて、福島県のページ、震災地であるからということで、同情によるエンゲージメントだけだと、こんなに凄いことにはならないと思います。やはり、それ以外の要素があるはずです。それは、一体何なのでしょうか?

そういった意味では、このページは、福島県という自治体によるものですが、民間企業でも参考にできる点が多々あると思います。このエンゲージメント(エンゲージメント率 = 反応数 / ファンの数)の高さ、やはり、最近の消費動向の変化などと大きな関わり合いがあると思います。



最近の消費動向の変化とは、このブログにも以前掲載した、スペンドシフトというものです。

以下にもう一度、スペンドシフトについて、掲載します。
自分を飾るより ⇒ 自分を賢くするためにお金を使う。
ただ安く買うより ⇒ 地域が潤うようにお金を使う。
モノを手に入れるより ⇒ 絆を強めるためにお金を使う。
有名企業でなくても ⇒ 信頼できる企業から買う。
消費するだけでなく ⇒ 自ら創造する人になる。
さて、上記の潮流がなぜ、この「ふくしまからはじめよう」のページと関係してくるのか、それを説明するため、まずは「ふくしまからはじめよう」のページから一つのコメントを以下に掲載します。
ふくしまから はじめよう。
7月2日
こんにちは。広報課の小島です。
「福島を盛り上げるために、まずは福島のおいしい“食”を全国に発信していこう!」…チームで話し合った結果、そんな企画が持ち上がりました。題して「ふくしまから“んめぇもん”はじめよう。」
というわけで、本日よりこの「ふくしまから はじめよう。」のページで、みなさんが考える「全国に伝えたい、ふくしまの自慢の食材」の投稿を募集します。桃やトマトなど、これから旬を迎える夏のフルーツ・野菜や、福島ならではの食材をぜひ投稿してみてください。写真や、おすすめポイントを一緒に投稿していただけると嬉しいです。このページのタイムラインを福島のおいしいものでいっぱいにして、全国の皆さんに見てもらいたいです!
そして、みなさんからいただいた投稿を参考にしながら、チーム「ふくしまから はじめよう。」でオリジナルメニューを考案します!スペシャルサポーターとして、野菜スイーツなどで知られる人気パティシエの柿沢安耶さんにご協力いただき、今までにないメニューを作りたいと思います!さらに、今回はナビゲーターとして、早くから「食」をテーマとした被災地支援を企画されていた“食を伝えるプロ”である雑誌「dancyu」の編集長町田成一さんからもアドバイスをいただく予定です。
どんなメニューができあがるのか、私たちも今から楽しみです。出来上がったメニューをたくさんの人に知ってもらえるよう、引き続きチームで作戦を練りたいと思います。

このページまだ、運営されてから、そんなに日にちがたっていないので、そんなにコメントがあるわけではないのですが、県庁のいくつかの課の方が、課の立場から様々な福島を活性化させる方法など述べています。

facebookのページには、当然のことながら、タイムラインがあります。そうして、過去のにさかのぼって記事を作成できます。しかし、このページ昨年の3.11やその直後の地震や、津波による被害など全く掲載されていません。一番古いタイムラインではも、今年の6月からです。もし、これが掲載されていたら、こんなにエンゲージメントは増えていなかったかもしれません。

福島の悲劇
このような情報であれば、何もわざわざ「ふくしまからはじめよう」のページを見なくても、他の過去のサイトにこ、れでもか、これでもかと、執拗なくらい掲載されています。それに、多くの人々は、震災直後からこの手の被災状況は、いやになるほど見せつけられています。辟易としている人も多いのではないでしょうか。中には、被災地でもないのに、毎日のように震災の画像をテレビでみせられて、PSD(心身症)になったり、なりかけた人も大勢います。


だから、被災の画面を全く掲載しないということは良い決断だったと思います。それよりも、このページに登場する人たちが、明るく前向きなのが良いです。先のスペンドシフトは、アメリカで出版された書籍で、アメリカで、9.11頃から明らかになりつつあり、リーマンショック以後から、顕著になった消費の潮流であり、その書籍を読んでいると、登場人物は、長年務めていた会社を解雇されたりして、新たに自営業や、他の事業に取り組んでいる人が多いのですが、とにかく楽天的で、それを通り越してタフでさえあるという人々が多いです。そうして、多くの人たちがが自信に満ち溢れています。そうして、書籍でも、こういう人々がアメリカの良き伝統を呼び起こしたり、新たな潮流を生み出していることを強調しています。これらの、人々は、明らかに地域のコミュニティーを通じて社会参画をしたり、社会変革に挑戦をしています。


考えてみると、このページも、そうです。登場する人たちは、すべて固有名詞で登場し、明るいだけではなく、前向きで、自分たちちに与えられた課題を自分たちの立場から解消しようとか、解決しようと努力しています。そうして、自信に満ち溢れています。そうして、明らかに社会参画をして、社会を変革しようとしています。そうした気持ちを県内外の人たちに知ってもらいたいとの趣旨から、このページを開設しているということです。

そうでなければ、このようなエンゲージメントは、生まれないはずです。このページに「いいね!」を押したり、コメントを寄せた人々は、こうした趣旨に賛同しているというです。いくら、企業がページを作成しても、企業をとりまく社会を無視していては、ファンもあまりできないですし、ファンのエンゲージメントも増えることはありません。なぜなら、民間営利企業だって、社会の機関だからです。

福島民放の女子アナ小野美希さん
県庁だって、民間営利企業だって、社会の機関です。いわゆる組織というものは、すべて社会の機関です。社会のが認めてくれるからこそ、存続できます。特に、民間企業など、社会に存続が許されているからこそ、存立できます。そうでなければ、あっという間に淘汰されます。県庁だって、本来は、そうです。しかし、そうではないような官僚もいるようです。だから、役所が非難されたりします。

福島県では、最近の震災によって、今まであまりにも当たり前で、意識すらされなかった、県庁が社会の機関であることが、クローズアップされ、そうして、震災直後から県庁の職員が、普段ではあり得ないことに遭遇して、自分たちの役割を認識し、社会のために努力しています。だからこそ、評価が高まり、今日のこのページのエンゲージメントの高さにつながっているのだと思います。


今後、せっかくこのような潮流が勃興してきたことから、この流れを止めるないように、福島県庁の方々にも努力していただきたいと思います。今のところは、うまくいっているようですが、将来的には、役所だけで完結するのだけでなく、地域のコミュニティーの中に含まれる組織である、民間営利企業、非営利企業などとも連携していくべきと思います。無論、今でも、そのようになっていますが、その流れをさらに強め、大きな力となっていくようにして欲しいものです。そのためには、福島から国に向かって、様々な法規制の撤廃や、新たな法律の制定なども働きかけていくべきものと思います。

福島県の保健所で保護されたバロン君。今は栃木で福島に帰る時を待っている
それにしても、このページをみていてわかることは、民間営利企業で、facebookページなど作成し、エンゲージメントを増したい場合には、ただ、目先のことを考えるだけではなく、強く社会を意識して、社会に貢献(ここでいう、社会貢献とは、CSR (corporate social responsibility)だけなどを意味するものではありません。そもそも、民間営利企業が、社会で活動し、存続しているということ自体が社会貢献です)する趣旨のもとに、ベージを公開しなくてはならないということです。さらに、上のスペンドシフトの潮流にうまくのらなければいけないということです。そうして、ユーザーにそれを認識していただき、ファンになっていただき、エンゲージメントを増やしていただければ、一見遠回りのように見えても、いずれ必ず利益にもつながっていくのだと思います。最初から、売らんかなの構えで、ステマなどしても、うまくはいかないと思います。皆さんは、どう思われますか?

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