2014年4月25日金曜日

TPP「オバマ氏にまとめる力はない」 麻生副総理―【私の論評】TPPどのみち中間選挙まで答え出ないは、麻生氏の失言、余計なことで安倍総理や、自民党が足をすくわれないように、発言には十分お気をつけあそばせ(゚д゚)!

TPP「オバマ氏にまとめる力はない」 麻生副総理

麻生太郎財務大臣

麻生太郎副総理兼財務相は25日午前の閣議後会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、「どのみち11月の(米国の)中間選挙までは答えは出ない。国内でオバマ大統領が全部まとめきれるほどの力はないだろう」と語った。

日米TPP、大筋合意せず⇒甘利氏「道筋を確認」

TPP「どのみち中間選挙まで答え出ない」⇒麻生氏発言

甘利明TPP相とフロマン米通商代表部(USTR)代表が大筋合意に達せず、協議を継続することについても、「仮にフロマン氏と甘利氏がまとまったとしても、それが米議会で通る保証もない。継続していくことは極めてまともな話だ」と述べた。

【私の論評】TPPどのみち中間選挙まで答え出ないは、麻生氏の失言、余計なことで安倍総理や、自民党が足をすくわれないように、発言には十分お気をつけあそばせ(゚д゚)!

何やら、麻生さんまたまた失言ですね。これは、はっきりと失言です。財務大臣と私のようなブロガーや、評論家の違い、それは、財務大臣の場合、こういう軽口を絶対に叩いてはいけないということです。麻生さん、反日メディアに燃料投下したようなものです。しかも、9:1の9の方に加油(゚д゚)!。

マスコミも支那も大喜びてでしょう。

それにしても、麻生さん失言多すぎです。良くわかった上で語っているのでしょうか?麻生さんの失言といえば、このブログにも以前掲載したことがあります。そのURLを以下に掲載します。
麻生氏「ナチス発言」報道でメディアの場当たり的姿が露わに―【私の論評】麻生ナチス騒動の裏には、自国首相の快挙を何が何でも報道したくない世界最低マスコミの本音が炸裂(゚д゚)!


詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に麻生氏の発言の真相の部分のみ掲載します。
報じられた発言内容を総合すると、麻生氏は講演で改憲を「狂騒・狂乱」の中で決めるべきでないと繰り返し強調していた。「ヒトラーは民主主義によって議会で多数を握って出てきた」「ワイマール憲法という当時欧州で最も進んだ憲法下にヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくてもそういうことはありうる」とも発言しており、ナチスを肯定したり称揚したりするどころか、はっきりと民主主義の苦い教訓として捉えている。
このように、本来は麻生氏の発言はマスコミが指摘したようにさほど問題のあるものではありませんでした。しかし、マスコミはあたかも問題があるように報道してしまったわけです。

ナチス発言でマスコミに利用された麻生氏

そうして、この発言は、結局この当時、安部総理が東南アジアなどを歴訪している時期にあたり、この事実はインドや東南アジア、その他の国でも大絶賛されていました。結局、このブログでは、マスコミは麻生煽りは、こうしたことで、マスコミが安部総理の快挙を覆い隠すために利用されたものであるとこの記事で結論づけました。

麻生さんのナチス発言は、本来ほとんど問題ではなかったのですが、マスコミにいいように利用されたということです。

若いころの麻生氏

こうしたことの反省にたって、麻生さんこれからは、軽口は謹んでもらいたいものです。

そうして、今回の゛「どのみち中間選挙まで答え出ない」は完璧に失言であることを理解すべきです。他国の事情わざわざ口を挟む必要はありません。まだ、甘利さんの発言のほうがまともです。

今回は、あまり安部総理などの快挙もなかったせいか、マスコミはほとんど食付きはしませんでしたが、何重要な局面があったときには、利用されて散々な目にあうということも十分に考えられます。

私は、そう思います。私は、もともとは、麻生さんは嫌いではないので、とはいいながら、財務大臣になってからの麻生さんには、増税推進派に豹変したのでかなり失望しましたが、だかこそあえて苦言を言わせていただきました。

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