2012年2月10日金曜日

どんなイスでも姿勢良く座れる腰痛持ちのお助けアイテム『BackJoy Posture+』−【私の論評】知識労働者は、5、6時間続けて座ってものを考えれなければ、勤まらないのだが!!

どんなイスでも姿勢良く座れる腰痛持ちのお助けアイテム『BackJoy Posture+』:





イスに座っている時は正しい姿勢を保つことが大事ということは、皆さんよくご存知でしょう。しかし、会社の事情などもあるでしょうから、誰もが腰や背中に負担のかからない良いイスが使えるわけではありません。そこで今回は、どんなイスでも良い姿勢で座れるようにしてくれる座布団のようなスグレモノアイテム『BackJoy Posture+』をご紹介します。

Lifehackerより

【私の論評】知識労働者は、5、6時間続けて座ってものを考えれなければ、勤まらないのだが!!
上のアイテムの詳細については、Lifehackerの記事をみていただくものとして、ドラッカーも言っているとおり、今世紀に入ってから、知識社会にはいっており、皆さんも職場で、肉体をつかって仕事をするという機会はめっきり減っているのではないかと思います。それに、従来は、肉体を酷使するような職場でも、機械などがやるようになり、人間は、あまり体を使わなくなりました。農業などその典型です。私は、酪農や稲作などはかなり機械化されましたが、たとえば、大根やゴボウなどを抜く作業だけは、なかなか機械化されないのだろうと、思っていましたが、それすら、機械化されている実態をみて、驚いたことがあります。


そのためでしょうか、従来だと、お年寄りでずいぶん腰の曲がった人がいたりしたものですが、最近ではあまりみかけなくなりました。やはり、腰が曲がるということは、かなり重い荷物をしょったり、それを運んだりしたため、骨が変形してしまったために、そうなったのだと思います。

最近は、そのようなことはなくなったものの、今度は、腰痛に悩まされる様な人が増えてきたと思います。それも、腰痛に見舞われる年齢層も低年齢化しているようです。これは、やはり、体を動かさなくなったことに要因があると思います。


いわゆる、知識労働をしている人は、場合によっては5、6時間も座り続けてインターネットや、書籍などから情報を集め、集めるだけではなく、それを統合して、自らの使命を達成するために、実務に適用するめに、新たな企画などを立案して、知識にまで高めなければなりません。


そんなときに、腰を痛めていては、長時間すわっていれば、かなり辛いことになります。だから、上のような器具にも一定の需要があるものと思います。

とは、いいながら、上のような器具いつも、手元にあるとは限りません。自分のオフィスなら、良いでしょうか、どこか、他社のオフィスなどに行った場合には、用いることができないことなどがほとんどだと思います。

そんなときに、うってつけの方法があります。これは、私自身も試してみたことですので、皆さん自信を持って、お薦めすることができます。

私は、以前股関節にヒビが入ったため骨の手術を受けたことがあります。それで、暫く退院しても、経過をみるために、病院通いをしていたことがあります。その手術は非常にうまくいき、全く問題がなかったのですが、何と、今度は、手術した脚のほうではない、反対がわの、太腿から臀部にかけてが痛くなってきました。

それも、朝おきたばかりの頃は痛むのですが、座って食事などをしていたりすると、だんだん痛くなくなり、家を出るころには、おさまります。だから、仕事には、差し支えなかったのですが、やはり、心配で、病院で経過をみてもらうついでに、その話もしました。そこで、わかったのが、座骨神経痛になりかけということでした。そこで、先生に対処法を聴いたみたのですが、その答えが日々簡単な体操をすることでした。それも、二つだけです。

まずは、以下の絵のような体操です。インターネットで探してみましたが、あまりピッタリの画像がなかったのですが、近いものがありましたので、以下に掲載します。

まずは、下の絵のようなたいそうです。下の図では片脚ずつやるようですが、私が教わったのは、両膝をまげて、胸につけ、両腕でかかえこむようにする体操です。これを日々10回やります。


次に、やるのは、下のような姿勢をとることです。私がが教えてもらったのは、脚を開脚して、顔面は、床につくくらいにして、腕はなるべく先に伸ばすようにします。この姿勢を1分間保つことです。この二つなら、日々やったとしても、一日あたりでは、わずか、5分どころか、3分以内ですんでしまいます。
その結果がどうであったかといえば、無論うまくいっています。やりはじめた、次の日からすぐに効果がありました。まずは、朝起きてから、すぐの痛みは随分緩和しました。一週間やり続けたところ、全く痛みがなくなりました。痛んでいたのが嘘のようように全く消えました。それから、他の副産物もありました。それまでは、長時間座っていると、かなり腰がだるくなったのですが、それも消えてしまいました。今では、長時間座っていても、腰がだるいとか、重く感じることもなく、爽快です。本当にわずか、3分以内の体操で大違いです。それから、背中の凝りもかなり改善されました。

ちなみに、多くの人は、長く座っていて、腰が重くなったり、背中が重くなったりしたときに、いわゆる、背伸びをしたり、以下のよう背中を反らせるボーズをとりがちですが、これは、思ったほど効果はないようです。やはり、上の二番目のボーズがかなり効果があるようです。


これをやってみて、反省したのが、座骨神経痛になりはじめになったころの自分は、本当に体をほとんど動かしていなかったことです。家にいて、やることといえば、安楽椅子にすわって、テレビをみたり、読書したり、それ以外は、家でも、デスクに座って、パソコンを操作して、ブログを書くくらいのものでした。これでは、体にも良くないことははっきりしています。

やはり、体は動かさなければならないということです。そのことを痛感してから、この体操は、毎日実施するようにしていますし、時間が許せば、ヨーガや、ストレッチの他のボーズを実施するようにしています。これは、実際やりはじめて思ったのですが、上記の二つのボーズは、日々かならずやるようにして、他は、わりきってやれるときはやるということです。世の中には、スポーツジムに通うとか、ランニングをするなどのことをする人いますが、それはそれで結構ですが、時間がないとか、面倒と思う人もいるに違いありません。しかし、この程度の運動でも、かなり違います。もう、例の痛みには、悩まされることはありません。とにかく、日々少しでも体を動かすことに意義があると思います。

それから、一つ注意点があのるですが、腰や背中が重いとかだるいというくらいなら良いですが、痛みがある場合には、自分の考えだけで、勝手に運動をするのはやめたほうが良いと思います。やはり、私のように専門家の意見を聴いてから実施した方が良いです。上の二つのボーズは、あくまで、専門家が私の症状をみて、アドバイスしていただいたものです。座骨神経痛などとは言っても、症状は多くあるので、痛みが伴う場合、私と同じ体操をしたからといって、かならず症状が良くなるというわけではありません。かえって、悪化させる場合もありうるので、ご注意ください。

以下のように、ヨーガも、ストレッチにも様々なホーズがありますが、座骨神経痛に限らず、体のどこかに部位が痛む場合は、良かれと思ってやっても、かえって、体を傷つけることにもなりかねません。十分お気をつけ下さい。






【関連記事】


0 件のコメント:

財政審「コスト重視」の噴飯 高橋洋一氏が能登復興遅れ激白 補正予算編成せず 過疎地の財政支出「ムダと認識」で邪推も―【私の論評】災害対策の予算措置は補正予算が最適!予備費では遅れる

高橋洋一「日本の解き方」 財政審「コスト重視」の噴飯 高橋洋一氏が能登復興遅れ激白 補正予算編成せず 過疎地の財政支出「ムダと認識」で邪推も 高橋洋一 能登半島地震の復興が、従来の復興に比較して遅れている。 野口健氏が「東京と現地の温度差」を指摘し、被災者に「見捨てられた」感があ...