2011年9月30日金曜日

『政策オーディション』開催――志ある若手公務員の「政策提案」を公募―【私の論評】民主党はなぜかくも、政治ショーが大好きなのか?それは、全員がまともな政策を提言できない、空っぽ頭だから!!

『政策オーディション』開催――志ある若手公務員の「政策提案」を公募
最強グラビアアイドルオーディション。民主党の政策オーディションはこれ未満!
志ある若手公務員の「政策提案」を公募する『政策オーディション』がはじまります。このオーディションは、若手公務員から政策のアイデアを受け付け、優れた政策提案の実現を後押しする企画で、開催は土日祝祭日など業務時間外です。

■『政策オーディション』開催手順
(1)書面審査:プレゼンテーション資料による書面審査
(2)公開プレゼン審査:30分ずつ、プレゼンと審査員質疑をおこなう公開プレゼンテーション
(3)優れた政策提案を実現するためのフォロー

『政策オーディション』は、国家公務員・地方公務員を問わず、個人として実名で具体的な政策提案をし、プレゼンテーションをできる若手公務員であればどなたでも参加できます。プレゼン資料をお送りいただいての書面審査を通過された方は、次の「公開プレゼンテーション」へ進みます。この審査は「優劣」の判定をおこなうものではなく、その場での討議を通じて、提案された政策提案をさらに練り上げ、より優れた政策提案の実現につなげていくことを目的としています。審査委員は与野党国会議員、メディア関係者、政策分野の専門家に入って頂きプレゼンと審査の様子はネットで公開されます。優れた政策提案と認められたものに関しては参加者と共に実現できるように応援します。その後の状況についてもフォローし、報道などがおこなわれるよう、後押しをいたします。

また企画概要のみが発表された段階ですが、興味がある方は連絡してみてはいかがでしょう。

この企画についての詳細や実際の応募方法については、
東京プレスクラブの『政策オーディション』概要説明ページ
をご覧ください。

『政策オーディション』概要のPDFファイル版はこちらにあります(印刷用)
『政策オーディション』企画概要(予定)
【ステップ1】志ある若手公務員の政策提案を募集します
●募集対象:志ある若手公務員(国・地方を問わず)で、個人として、実名を出して具体的な政策提案をできる者
●応募方法:プレゼンテーション資料(パワーポイント10枚以内、またはワードなどの形式の企画書5枚以内)を提出
●書面審査:東京プレスクラブ事務局にて受け付け、書面審査委員による審査を通過した応募者は、【ステップ2】に進んでいただきます
【ステップ2】公開プレゼンテーションの場で、政策提案を練り上げます
<公開プレゼンテーションのイメージ>
●書面審査通過者ごとに、セッション30分:
(A)冒頭6分間プレゼン
(B)残り時間で審査委員との質疑
●審査委員:
与野党国会議員、メディア関係者、政策分野の専門家(固定ではなく、開催日ごとに、計5~6名人選)
●開催:月2~4回開催(1回の開催日につき2~4セッション実施)
●プレゼンテーションは、動画及びテキストにて、インターネット上で公開
●優劣判定のための審査ではなく、討議を通じて政策提案をさらに練り上げ、優れた政策提案の実現につなげていくことを主眼とします
【ステップ3】優れた政策提案を実現するため、継続的にフォローします
●優れた政策提案は、審査に参加した関係者はもちろん、国民みんなで応援して実現にこぎつけられるよう、その後の状況をフォロー・報道します
【私の論評】民主党はなぜかくも、政治ショーが大好きなのか?それは、全員がまともな政策を提言できない、空っぽ頭だから!!

「コンテスト」という言葉でイメージされるのは、誰でも参加でき、公開された場で競い、客観的な第三者が判定するというスタイルです。しかし、もともとは菅政権によって設立された「政策コンテスト」は「コンテスト」の名に値しません。

菅政権では、予算の概算要求基準の特別枠に該当する政策を、オープンな環境で決定するとして、これを「政策コンテスト」と呼んでいました。昨年10月13日には評価会議の初会合が開かれ、議長に玄葉光一郎国家戦略担当相、議長代行に仙谷由人官房長官と野田佳彦財務相が就任していました。民主党の城島光力政調会長代理と国民新党の亀井亜紀子政調会長もメンバーに加わり、他に関係閣僚も参加する予定でした。

こうしたメンバー構成は自民党政権時代にも見慣れた政府・与党会議のメンバーと同じです。当初予定されていた民間人の参加も見送られました。これでは、とても「誰でも参加」とは言えません。

自民党時代の政府与党会議
その点を意識してか、政策コンテストでは事前にパブリックコメント(意見公募手続き=公的機関が規則制定などの際に意見や情報を広く求める手続き)通称パブコメ)が実施されました。しかし、パブコメはこれまでも行われていましたし、従来のパブコメには政府の回答が付されていたのに、今回はそれもなしです。こんな意見がありましたと公表されるだけです。これじゃ、全く意味がないです。

コンテストを名乗るなら、優れたコメントを寄せた人を何人か抽出して評価会議に参加させ、その意見を最終決定に反映させるのが筋でしょう。

また、一般のコンテストは客観的な第三者が判定する仕組みですが、この政策コンテストは、各閣僚の出した意見を最終的には総理が判断するという当たり前のことをやるだけです。

優れたコメントを寄せた人のアイディアを、総理の責任において政府が受け入れるのであれば、面白い考えだし、そうであれば、名実ともにコンテストと言ってもいいでしょうが、そうはなっていません。

この政策コンテストは胡散臭い政治家のパフォーマンス以外の何ものでもありません。これは、自民党政権時代に行われていた年末の復活折衝にと本当に良く似ています。というより、これを真似したものに違いありません。

自民党時代の年末の復活折衝
かつては、ほとんどの予算査定作業は大蔵省(現在の財務省)で行われていましたが、政治家も存在意義を見せる必要がありました。そこで考え出されたのが、復活折衝です。政府案を最終決定する直前に、各省大臣が大蔵大臣を訪ねて直談判し、予算を獲得していました。

各省大臣のほかに、幹事長や政調会長など自民党の幹部にもそれぞれ役割を振っていました。ただし、復活させる財源も復活折衝の進行管理もすべて大蔵省任せでした。表面的には政治家が表舞台に立ち、政治主導を演じるわけで、何も意味を持たない「儀式」以外の何ものでもありませんでした。

今回の政策コンテストでも、財務省主導の臭いがぷんぷんしていました。昨年の10月13日の初会合で菅直人総理は、「政治主導で予算の大胆な組み替えを行う」と挨拶しましたが、この予算組み替えは、本来国会で行うべきもののはずです。このコンテストの場合は、政府案段階で予算を組み替えるのですから、国会では行わないという財務省の願望が込めらたものに他なりません。。さすが官直人ですし、それをそのまま引き継いだ野田さんも、財務省の願いはすぐにもこのような形で応えているということです。

コンテストという名に本当に相応しいのは、国会での予算組み替えです。政府案をまとめる段階で復活折衝まがいの小細工を弄するのは、いまのねじれ国会では意味がありません。国会の場で与野党が正々堂々と政策を競い合い、政府案を修正するべきです。それこそが真の政治主導で、民主主義の王道です。小手先の工夫で誤魔化すのはやめるべきです。


本当に、民主党は、政策決定の頭がないのだと思います。まずは、全く日本国という国に関する国家観がなにもなく、政治に必要な統合的な思考は全くできず、考えていることといえば、選挙互助会の運営と選挙のことばかりで、選挙となれば何をさておいても、手段を選ばず、当選すれば良いと思い、実際に政治家になれば、財務省のいいなりであり、次に、野党なとにおしまくられ、仕方なしに何らかの動きをするとういうことで、史上最低の政党であり、もう、先のないのは、あきらかですから、はやめに政治の世界から消えなさい!!民主党の中では、菅さんへの批判も強いものがありましたが、結局は、菅さんがやめて、野田さんになったにもかかわらず、この体たらくでは、何もかわりがなく、存在自体が全く無意味です!!

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2011年9月29日木曜日

Kindle Fire搭載のブラウザ「Amazon Silk」は、クラウドとデバイスで分散処理を行う革新的なブラウザ―【私の論評】このままだと、日本の企業は、クラウドの覇権争いから脱落する!!

Kindle Fire搭載のブラウザ「Amazon Silk」は、クラウドとデバイスで分散処理を行う革新的なブラウザ

Kindle Fire

日本時間で昨晩、Amazonが発表したデバイス「Kindle Fire」には、クラウドとデバイスのあいだで分散処理を行う全く新しいWebブラウザ「Amazon Silk」が搭載されています。

Amazon Silkはローカルのデバイス上で動作するWebブラウザの背後に、クラウドであるAmazon EC2で動作するサービスがつねに存在し、両者が連動して高速なWebブラウジングを実現すると説明されています。Amazonはこれを「Split Browser Architecture」と呼んでいます。

これまでWebブラウザの高速化、高機能化の競争は、PCやモバイルデバイスなどで動作するソフトウェアの進化を意味していました。しかしAmazon Silkの登場で、この進化がクラウドを巻き込むものに広がりました。

グーグルやマイクロソフト、モジラ、オペラなどのWebブラウザベンダの戦いに、Amazonはとんでもない方向から飛び込んできたのです。

Amazonが公開している解説動画から、その仕組みをみていきましょう。

以下がAmazon Silkの仕組みを解説した動画です。


この動画、英語なので、以下に翻訳を掲載します。

デバイスとクラウドが連係して高速化を実現

Dynamic Split Browsingでは、デバイス側だけでなくクラウド側でも状況によってどちらの機能の能力をどれだけ利用するかが最適化される 。

Webページを表示するには、名前解決やTCPハンドシェイク、コンテンツの取得など、細かいやりとりを何度もサーバと行い、そのためにユーザーは待たされている。

これらの処理をクラウドの能力で行うことで、わずか5ミリセカンドで終えてデバイス上にWebページを表示できる。この違いは典型的なWebサイトで実感できるだろう。

Amazon EC2上に無制限なキャッシュを用意し、イメージ、CSS、JavaScriptなどを置くことで高速化をはかれる。

同時にコンテンツの最適化を行う。例えば3MBの画像をAmazon EC2で50KBに最適化してからデバイスに送る。

機械学習により、利用者のパターンを学習する。ニューヨークタイムスのトップページを開いたら、次はどのカテゴリをクリックするのか予測してロードしておく。

Silkの名前の由来は、よりよいブラウザを実現するためにデバイスのKindle FireとクラウドのAmazon EC2を強く結びつける、という意味からとったもの。
マイクロソフトやグーグルは追随してくるか?

コンテンツ最適化やサーバ側でのキャッシュなど、モバイルデバイスのWebブラウジングを支援する技術はこれまでありましたが、それらすべてを組み合わせ、さらに機械学習まで投入して徹底した作り込みを実現し、それをデバイスと統合したサービスとして展開できるのは、豊富なリソースを安価に提供するAmazon EC2を展開するAmazonならではです。

アップルがiPhone/iPadで成功した背景に音楽やアプリケーションのマーケットの仕組みが存在したように、Amazonはタブレットで成功するためにデバイスとクラウドとの連係を深く考え抜いたことが見て取れるようです(果たして今の日本のデバイスメーカーにできるでしょうか)。

Amazon Silkが多くの利用者から支持されることになれば、グーグルやマイクロソフトなど、クラウドを保有するWebブラウザベンダも黙ってはいないでしょう。Webブラウザの進化は、Amazon Silkの登場で新たなステージに入ったのかもしれません。

【私の論評】このままだと、日本の企業は、クラウドの覇権争いから脱落する!!
このタブレット、以前にも紹介しましたが、とうとう昨日発売されました。価格も、日本円で、80円でドル換算すれば、16,000円程度ということで、大幅に2万円台を割っています。実際に、日本向に、日本語機能も、搭載したものを発売ということになれば、もっと高くなるかもしれませんが、2万円を切ることはほぼ間違いないと思います。

価格面でも、素晴らしいのですが、"Amazon Silk"も凄いです。Amzonといえば、あのkindleが有名ですが、kindleを発売したときには、それなりに、はじめての本格的電子書籍リーダーということで、かなり話題になりました。なせに、発売しはじめたのは、2007年で、まだ、iPadすら出まわっていない時期でしたから、かなりの話題になりました。

2007年Amazo Kindleの発売を告げるTimeの表紙


残念ながら、日本語の書籍が販売されていないので、日本では、ほとんど話題にはなりませんでしたが、私自身は、最近のiPadや、Androidタブレットの先鞭をつけたにのは、Appleではなく、電子書籍リーダーという限定された形式ではあるものの、Amazonだと思います。AppleものKindleをかなり意識して、徹底的に研究したと思います。私自身も、すでに、何冊か、kindleの電子書籍を購入して、読んでみました。あのドラッカーの「マネジメント」の原本に関しては、1000円台で購入できたことは、このブログにも過去に掲載しました。

Amazonは、日本では、本などをはじめとした、物販の業者であるという認識が強いですが、実は、結構前から、クラウドも運用しており、中身は、IT企業といった方が良いくらいの企業です。

その、アマゾンが、タブレットを出すのですから、満を持しての取り組みだったのでしょうし、まさに、ユーザーの期待を裏切らない素晴らしい試みだと思います。

このブログでは、Amzonは、顧客とのリレーションシップを徹底的に追求する企業であることを掲載してきました。今回のfireの発売も、無論この延長線上にあると思います。

Kindleを発売したばかりころには、まだ、Amazonでは、書籍などの物販がほとんどでしたが、その後、音楽のMP3フアイルの販売をしましたし、その後、パソコン用のアプリを販売しましたし、最近では、Andrid用のアプリも販売しはじめました。こうなると、ユーザーとしては、電子書籍だけではなく、音楽でも、アプリでも、そうしてついでにwebの閲覧や、動画なども見たいと考えるのが当たり前で、そうしたユーザーの期待に、Amazonは、Amazon Fireで応えたということだと思います。

ちなみに、Amazon Kindleは、すでに日本語対応ができています。まだは、販売はしていませんが、Amazon側では、いずれそうするつもりで、準備をしているのだと思います。もし、そうなったら、日本の出版界とか、デバイスのメーカーなども太刀打ちできないかもしれません。

私は、このブログで、タブレット端末などは、コンテンツ等を配信したり、広告を配信するための道具にすぎず、いずれ、無料に配られる時代も来るかもしれないことを掲載したことがあります。AmazonのFireの価格がこのように廉価であることから、これもあながち、全くありえないことではないことが、査証されたと思います。

さて、日本勢は、Amzonなどから比較するとかなり出遅れています。日本の出版会や、デバイスメーカーなど、巨大なクラウドを持ち、物販などで、すでに、かなり大きなビジネス・プラットフォームを持つ、Amazonには、いまの状態では勝てないと思います。これに関しては、以前にもこのブログで警告しました。その内容を以下にコピペしておきます。
Apple、Amazon、Googleのようにビジネスプラットフォームを築き、広告でも収益をあげられるところが、タブレットをかなり廉価で販売するか、それこそ、将来は無料で配布するようになるかもしれません。そうなれば、ハードだけ販売しているような、ところは、太刀打ちできなくなります。 
こういった、背景から、あと1~2年もすれば、かなり廉価なハードが出まわると思います。そうして、既存のパソコンなど駆逐してしまうと思います。そうして、このブログにも掲載したように、人々の間で新たなライフスタイルが確立されると思います。 
Amazonなどのプラットフォームを形成した企業が、この市場にたくさん入ってくれば、今年、時価総額で、世界一となったAppleの一人勝ちも終わってしまうかもしれません。しかし、そうなれば、ハードの無料化は多いにありそうです。いずれにしても、そうなれば、タブレットは、ありふれたものになり、携帯電話のように、当たり前の存在になってしまうことでしょう。持ち歩くかどうかは、別にして、大抵の人が、タブレットを持っている時代は多いにありそうです。
最近テレビなどで、「スマートフォン大戦争」が喧伝されています。しかし、これは、実は「クラウド大戦争」にほかなりません。これは、単なるデバイス製造の競争ではありません。ありとあらゆる、コンテンツを含む、極めて広範囲にわたるクラウドシステムの大覇権争いなのです。

このような状況の中で、日本のエレクトロニクスメーカーは、デバイスの製造にとどまっています。しかも、サムスンの後塵を拝している有様です。以前、このブログでも、ガラパゴスの撤退を掲載しましたが、今の日本のメーカー、今のままでは、シャープのガラパゴスの後塵をはいることになると思います。

これは、一昔まえの、PCの場合と同じことの繰り返しのようです。デバイスの製造にとどまるかぎり、際限のない値下げ競争に巻き込まれ、利益を挙げることはできません。スマートフォンやタブレット端末についても同じことが起こるのは必定です。日本のメーカーがこうした状態にある理由はいくつか考えられますが、そのうち大きなものは、日本ではスマートフォンはあまり使われていないことだと思います。

これは、われわれの日常的観察とも一致します。先日ある新聞で、「これまでの携帯電話のほうが便利」という読者の声が目につきました。そう考えてしまうのも無理はありません。スマートフォンで、Gメールなどのウェブメールやウェブカレンダー、そうして、エバーノートなどのクラウドのすトーレージを使うようになった人には生活が一変するほどの変化をもたらしますが、そうでないと「ただの箱」になりかねないのです。

「スマートフォンって、何のための機械?」というのは、日本ではごく当たり前の質問です。PCはインターネットがなくても役に立ちます。実際、私たちは、20年間近くインターネットなしでPCを使ってきました。しかしスマートフォンやタブレットは、インターネットが生活の中に入り込んでいないと、役に立ちません。メールを使っていても会社のメールシステムだけというのでは、スマートフォンの出番はありません。

メールを一日60通も打つ、高校生には、そもそも、スマートフォンなど必要ないのかもしれません。一方、FaceBookや、最近のGoogle+、twitterなどをスマートフォンでつかなれた人には、既存のメールシステムなど、古臭い一昔の前のシステム゜に見えます。なぜなら、これには、共有の機能がないからです。クラウドを使うと、共有は簡単にできます。カレンダーでも、文書でも、写真でも、なんでもかんでも、不特定多数の人、あるいは、特定の人々と簡単にできます。それも、かなり柔軟にできます。

これは、企業内でも革新的な変化をもたらすものです。企業内だけではなく、企業外との顧客との関係を構築に関して、革命的な変化をもたらすものです。しかし、大方の企業では、未だに、クライアント側のメールシステムが幅をきかせていて、ドキュメントのやりとりを未だにこれで行っている所が多いです。このようなところで、クラウドに対する認識や、その意味を悟ることは無理だと思います。

このような企業では、Amazonのような柔軟な発想はできないと思います。このままだと、日本の企業は、クラウドの覇権争いから脱落すると思います。

だからなんなのさなどと、言われる方もいるかもしれませんが、この便利さは、写真でたとえると、非常に解りやすいです。たとえば、一昔まえだと、何かイベントがあって、写真を撮影して、関係者に配布するのは、かなり面倒でした。あの面倒さ、知っている人もいまでは少なくなったと思いますが、今でもいると思います。それが、デジタルカメラとなって、一新されました。まずは、現像しなくても良いというのが画期的です。

フアイル形式で、パソコンに保存できるようになりました。しかし、クラウド以前だと、メールに添付して送ることになります。しかし、クラウドの場合は、写真を撮影して、すぐにクラウドに保存します。そのクラウドのアドレスを教えれば、それでおしまいです。また、これをFaceBookなどに掲載すれば、それだけで、欲しい人は、ダウンロードするだけですみます。これが、写真だけでなく、すべての分野でできるということです。それこそ、ありとあらゆる共有が可能です。普通の人が思い浮かばない、素晴らしい共有など、まだまだあるかもしれません。

しかし、これに関しては、一回使ってみて、その便利さを納得した人は、その価値を容易に認めると思います。そういう人は、クラウドを使うことを前提とする、スマホや、タブレット端末にすぐに馴染むことができますが、そうではない人は、なかなか馴染めないでしょう。実際、既存のパソコンや、携帯電話のようにスマホや、タブレットを使うというのなら、そんなものはいりません。従来の携帯電話、パソコンがあれば、十分です。これからの、日本企業この共有に関して、どの分野で、どのように行うのか、良く考えてみる必要があります。

Amazonでは、すでに、kindleで、電子書籍を他の人に特定期間、貸すという機能までついています。これは、今の日本の企業にはなかなか思い浮かばない発想だと思います。


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2011年9月28日水曜日

グーグル検索方式変更で悲鳴 もうテクニックが通用しない!―【私の論評】【私の論評】サイトの品質は、もともと、コンテンツが勝負!!

グーグル検索方式変更で悲鳴 もうテクニックが通用しない!



   検索エンジンのグーグルが実施した、検索結果をランキングするアルゴリズム(検索ルール)の変更が波紋を広げている。

   通信販売業などの中小企業が自社サイトを上位にランク付けしてもらうために、対策を講じるSEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)。それを請け負うSEO業者が淘汰される可能性が出てきたからだ。

グーグルは口コミ情報や取材力を評価する
   本来グーグルなどの検索エンジンは、ユーザーのキーワードを一定のアルゴリズムに基づいて判断し、役に立つ、価値のある情報を上位に並べようとする。情報の価値が低かったり、調べるのに時間がかかったりしては、検索エンジンとしての信用が損なわれるからだ。

   SEOとは、そういった検索エンジンに自らのサイトを上位に表示できるようにするテクニックをいう。国内でSEOを手がける業者数は統計のうえでは不明だが、「1000~2000社はある」(あるSEO業者)とされる。SEO専門業者からWEB制作会社が業務を請け負うケースまで幅広いからだ。

   インターネット上のSEO業者の比較サイトでは、数百社から1000社程度の実績を有する業者が上位にあり、どの業者もグーグルやヤフーの検索エンジンで「10位保証」などと謳っている。

   ところが、2011年6月にグーグルがアルゴリズムの大幅な変更を行ったもようで、これまでのテクニックが通用しなくなり、SEO業者を利用している中小企業が大混乱した。グーグルの上位表示から漏れて自社サイトへの来場者が減少。通信販売業者などはそれが売上げにも響いた。

   自社サイト内のコンテンツに他社と同じ情報が含まれていたり、他社と重複するコンテンツが含まれていたりする場合、また住所や店舗名など著作権のない情報を寄せ集めてつくられたサイトの表示順位を、グーグルは著しく落としたとされる。

   全日本SEO協会の鈴木将司代表理事は、「もともとグーグルには口コミ情報や取材力のあるサイトを高く評価する思想があります。その思想をさらに強化するため、今回の変更が行われ、それによって無名でもコツコツ情報を更新する企業のサイトが上位に表示されるようになったのです」と説明する。

SEO業界は淘汰の時代にある
   SEO業界はこれまで、自らリンク目的のダミーサイトをいくつもつくって大量にリンクを張ったり、あるいは業者からリンクを買ったりすることを「SEO対策」と称し、業績を伸ばしてきた「コンテンツファーム」と呼ばれる業者が少なからずある。

   YST(ヤフー・サーチ・テクノロジー)のようなロボット検索エンジンでは、「それが通用していました」(鈴木氏)が、ヤフー・ジャパンも検索エンジンにグーグルを使うようになり、徐々にそんな「裏技」が通じなくなった。

   今回のグーグルの変更でも、「業者によっては付け焼刃な対応として、在宅ワーカーに無理ヤリ検索させて上位にもっていっているが、手間もかかるしコストもあわないので採算がとれなくなる」と、あるSEO業者は漏らす。競争が激化して、「単価が落ちてきている」こともある。

   前出の鈴木氏によると、「SEO業界はすでに淘汰の時代に入っています」と指摘する。米国のSEO業界では、アウトソーシング型のシェアが落ちて、インハウス型へとシフトしている。鈴木氏は「(検索の上位にランクされるには)コンテンツを磨くことが大切であるということが再認識されたようです」と話し、日本でもその流れが広がっているという。

【私の論評】サイトの品質は、もともと、コンテンツが勝負!!
私は、このブログもそうなのですが、いわゆるSEO対策なるものをやったことは一度もありません。どちらかといえば、コンテンツを充実させようと努力してきました。だから、私のブログは影響が全くないです。

それにしても、SEO対策、できなくなれば、それにこしたことはないと思います。優良なサイトが、SEO対策をするサイトに埋もれて検索しにくいなどということがあれば、全く意味がないです。Googleで検索していても、本当に探したいものがなかなか、見つからなくていらいらすることもありました。アルゴリズムが変わったということで、今度は、そのようなことがなくなっているに違いありません。

さて、SEOの例として、たとえば、最近Googleが、発表した、2011年世界で最も検索された女性がありましたが、これなど、典型だと思います。

特に、歌手が多いのが目立ちます。これって、おそらく、版権を持っているようなところが、やはり、かなり力を入れて、SEO対策をしているのだと思います。

本日は、このGoogleの発表をただ掲載するだけでは面白くないので、50位~1位まで、下に写真を順番に掲載します。


50:ブレイク・ライヴリー(女優・4780万回)


49:マリリン・モンロー(女優・4790万回)


48:シェリル・コール(歌手・4970万回)


47:キャリー・アンダーウッド(カントリーミュージシャン・5050万回)


46:ケリー・クラークソン(歌手・5140万回)


45:ヒラリー・クリントン(政治家・5140万回)


44:スカーレット・ヨハンソン(女優・5270万回)


43:ミシェル・オバマ(ファーストレディ・5290万回)


42:ナタリー・ポートマン(女優・5310万回)


41:ニコール・シャージンガー(歌手・5640万回)


40:ペネロペ・クルス(女優・5720万回)


39:チェルシー・ハンドラー(スタンダップコメディアン・5780万回)


38:ヒラリー・ダフ(女優・5850万回)


37:シアラ(歌手・5880万回)


36:ケシャ(歌手・6160万回)


35:カイリー・ミノーグ(シンガーソングライター・6270万回)


34:ヴァネッサ・ハジェンズ(女優・6240万回)


33:エマ・ワトソン(女優・6750万回)


32:ジェシカ・シンプソン(シンガーソングライター・6910万回)


31:クリステン・スチュワート(女優・7130万回)


30:ジェニファー・アニストン(女優・7140万回)

29:アシュレイ・ティスデイル(女優・7160万回)


28:ファーギー(歌手・7370万回)


27:ジェシカ・アルバ(女優・7950万回)


26:キャサリン(ケンブリッジ公爵夫人・8130万回)


25:サラ・ペイリン(政治家・9010万回)


24:マライア・キャリー(シンガーソングライター・1億700万回)


23:クリスティーナ・アギレラ(シンガーソングライター・1億1100万回)


22:ミーガン・フォックス(女優・1億1800万回)


21:オプラ・ウィンフリー(テレビ司会者・1億2400万回)


20:アンジェリーナ・ジョリー(女優・1億3400万回)


19:パリス・ヒルトン(ソーシャライト・1億4500万回)


18:テイラー・スウィフト(カントリーミュージシャン・1億5900万回)


17:リンジー・ローハン(女優・1億7300万回)


16:アヴリル・ラヴィーン(シンガーソングライター・1億7500万回)


15:アデル(シンガーソングライター・1億7700万回)


14:セレーナ・ゴメス(女優・1億7900万回)


13:ビヨンセ(シンガーソングライター・1億9500万回)


12:マイリー・サイラス(歌手・2億700万回)


11:ジェニファー・ロペス(歌手・2億1400万回)


10:マドンナ(シンガーソングライター・2億3000万回)


9:キム・カーダシアン(ソーシャライト・2億3200万回)


8:シャキーラ(ラテンポップシンガーソングライター・2億3900万回)


7:ケイティ・ペリー(シンガーソングライター・2億6300万回)


6:ブリトニー・スピアーズ(歌手・2億7700万回)


5:ニッキー・ミナージュ(ラッパー・2億9600万回)


4:シェール(歌手・3億4000万回)


3:リアーナ(歌手・3億8400万回)


2:ジャスティン・ビーバー(歌手・4億9600万回)

※彼はもちろん男性ですが、ジョークとしてランキング入りしています。


1:レディー・ガガ(歌手・5億7800万回)


レディー・ガガがダントツの一位で、5億7800万回です。アメリカの人口を上回る、アクセスがあったんですね。ある意味驚きです。しかし、やはり、何らかの形で、SEO的なものはあるのだと思います。

それにしても、あの韓国のスターは誰もでていませんね。ということであれば、SEOばかりが順位の決め手ではないのかもしれません。個人的には、私の、好きな、ジャズシンカーのダイアナ・クラールが入っていないのが非常に残念でした。

今回アルゴリズムを変えたので、この順位来年はどうなるのか楽しみです。

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