2011年11月2日水曜日

お~い、ローソンの500円お買い物券が100円で売ってるぞ~!―【私の論評】やはり世の中まだまだデフレなのか?それとも?

お~い、ローソンの500円お買い物券が100円で売ってるぞ~!



とってもオトクな激安情報をお知らせするぞ。なんと、大手コンビニ「ローソン」で使える500円分のお買い物券が100円で売られているのだ!

ローソンのサイトによると、この激安キャンペーンは「ローソンセレクトリニューアル記念」として行なわれているとのことだ。販売期間は11月30日までとのことなので、急がなくても大丈夫。

500円券を100円で入手する方法は、クーポンサイト「ポンパレ」にアクセスし、500円券を100円で購入。その後、発券コードをローソン店舗にあるLoppiに入力し、お買い物券を発券。あとはお買い物をしたとき、その500円券をレジ精算前に店員さんに渡すだけだけだ。

ちなみにひとつ注意すべき点がある。それは、たばこや切手、印紙やハガキなど、一部サービスには使用できないということである。注意書きをよく読んでから、有効活用していただきたい。


【私の論評】コンビニ販促で頑張る?!
上の記事を見て、やはり、今日本はデフレなんだと感じました。実際に、ポンバレにアクセスしたところ、何と、購入金額上限は100円、購入回数上限は1回ということでした。それに時限セールのようで、私が、アクセスしたときは、あと663時間と数分という具合でした。

これは、新たな販促手法ということだと思います。今までのように、何かを買うと何かが付くとか、もらえるというより、余程良い企画かもしれません。今のようなデフレの時代には、100円で、500円のものが購入できるということは、かなり魅力のように感じます。何かを買って何かの特典が得られるというより、よほど多くの人の目につく企画だと思います。

私も、まだ時間的に余裕のある企画ですから、是非試してみようと思います。現在コンビニはかなりの過当競争になっている上に、今年は大手がこぞって、かなり出店しています。だからこそ、このような企画も必要なのかもしれません。

そういわれてみれば、他のコンビニでもいろいろと販促をやっていますが、たとえば、セブンイレブンでもやっていました。


上は、セブンイレブンで展開されているグリコの店頭販促です。しかし、商品が販促物の文字とかノベルティのワンピースのイラストにかぶっていてどんな販促なんだかよくわからない状態になっています。実際の商品並べてちゃんと実験したのか!!と思わず言いたくなってしまう陳列です。これにグリコは数千万かけているはずです。

それから、下の写真は、今から1週間くらい前に会社の近くのローソンで撮影したものです。ローソンの入り口ですが、「な~んも、食べればいっしょ、焼きパスタ」と布製の看板がかかっています。写真は、クリックすると、拡大します。このような看板がかかっていたのは、以前から知っていましたが、いわゆる、北海道弁で書かれているのは、あまり記憶にないので、敢えて撮影してみました。


ローソンでは、今年の春あたりから、焼きパスタに力を入れているようでした。私も、以前購入してたべてみましたが、まあまあの味でした。これって、ローソンとしてはかなり力を入れているのでしょうか、サイトを見てみたら、山形では、以下のような看板になっていました。


おそらく、各地で、このような「方言」の看板を出しているのだと思います。
さて、肝心の「焼きパスタ」とは、以下のようなものです。これは、ナポリタンです。


このような地域的なイベントは、セブンイレブンでもやっているようです。サイトでみつたけのですが、10月25日、山梨県内のセブンイレブンにて、ヴァンフォーレ甲府応援弁当「勝ち鶏3点弁当」が発売になり、本日26日セブンイレブン甲府平和通店で柏好文選手のサイン会が行われました。


上が、「勝ち鶏3点弁当」の写真です。このイベントに関しては、詳細は、以下のURLを御覧ください。

ローソンでは、しばらく前から、店の商品に「ブランド」を導入していますが、以下に、これを掲載しておきます。こうしたブランドを設定するのも、販売促進の一つだと思います。

ウチカフェスイーツ
Uchi Cafe’ SWEETS(ウチカフェスイーツ)は、「いつでもおうちがカフェになる」をコンセプトに、近くで手軽に本格的なデザートをお求めいただける“マチの洋菓子専門店”を目指したローソンのオリジナルデザートブランドです。 多くの女性のお客様からご支持をいただき、代表作の「プレミアムロールケーキ」の累計販売個数は、発売から約19ヶ月で1億個を突破しました。 また、ヨーロッパで開催された世界的な食品コンテスト2011年度「モンドセレクション」製菓部門において、「プレミアムロールケーキ」「プレミアムティラミス」「プレミアム純生クリームチョコレート」の3品が金賞を受賞しました。

パスタ屋
パスタ屋は、真空押し出し製法による“もっちもち”の自家製生パスタに、厳選した素材をふんだんに使い、手間ひまかけた本格ソースで、1品1品こだわりぬいたメニューを提供します。 パスタ屋開店当初からの生パスタカルボナーラをはじめ、女性のランチやお酒のおつまみにピッタリの食べきりサイズがうれしい、濃く旨ソースの「ショート生パスタ」シリーズ、 上品な和風のおだしで、あとのせシャキシャキ野菜と細・生パスタをお箸で食べる「和ぱすた」シリーズ等、さまざまな生パスタメニューを取り揃えております。 ひげおじさんがシンボルマークです。

からあげくん
からあげクンはローソンの看板商品として、おかげさまをもちまして2011年25周年を迎えることとなりました。 やわらかくてジューシーな胸肉を使用し、「誰にでも親しまれるテイスト」をモットーに幅広いお客様のニーズに対応 すべく鶏くんでおります。 代表商品としましては、定番のレギュラー、ピリリと辛いレッド、マイルドなチーズの3種類がありますが、 さらに、期間・数量限定商品としてお客様に様々なフレーバーを楽しんで頂けるよう日々メニュー開発に チャレンジしています!

ローソン亭
ろーそん亭は「マチの、あったかい、本格的なごはん屋さん」をコンセプトにしたお弁当シリーズです。 女性の方に「わたしが選んで食べたいごはん」「こころまであったかくなるごはん」と思っていただけるよう、 味・食感・見た目を工夫して作っています。 お弁当の作り方を一から見直して、「素材本来の旨み」「野菜の彩り」「野菜やスパイスの香り」を引き出し、 専門店の味を追求して作っています。掛け紙をかけたパッケージで、見た目にもの品の良いお弁当です。 看板商品の「とろぉり仕上げた親子丼」、本格的なスパイスを効かせたカレー、五穀米を使用した 野菜たっぷりメニューなど、個性豊かなメニューを展開しています。

おにぎり亭
おにぎり屋 2002年の開始以来、“米、海苔、塩、具材、製法”にこだわり、本格的な美味しさをお届けしています。お米は、新潟産コシヒカリ(白飯のもの)。塩は、瀬戸備前のにがり塩。海苔は瀬戸内産、有明産焼き海苔を使用。季節ごとに新米や新海苔を使い、旬の美味しさもお届けしています。新潟コシヒカリをふっくらつつんだ「新コシシリーズ」、良い食材をふんだんに使った「贅沢」シリーズ、混ぜ・炊込みご飯を使用した「直巻シリーズ」(一部商品を除く)、手軽におにぎりを楽しめる「手巻シリーズ」などのラインナップがあります。

今年に関しては、以前もこのブログにも掲載したように、コンビニ大手が、かなり出店します。こんな、デフレの時代にも、いろいろな工夫を重ねつつ、このようなことを実施しています。デフレだからといって、諦めていてはいけないということですね。

こうした、コンビニの出店攻勢は、ある意味で勇気づけられます。とにかく、コンビニは、よくよく注意してみてみると、日々、色々変わっていって面白いです。どんな商売でも、変化に対応しているということが、コンビニにくると良く理解できます。皆さんも、意図して、意識して観察してみてはいかがでしょうか?いろいろな、発見がありますし、それに、全く関係ないと思えるような商売の方にも、いろいろと参考になると思います。
【関連記事】

過去最高益更新の大手コンビニを待ち受ける“復興需要後”という課題―【私の論評】本当に怖いのは、増税とTPPだ!!


鈴木敏文・セブン&アイ・ホールディングス会長――コンビニ、百貨店は二重丸、ヨーカドーは30点―【私の論評】大阪の百貨店は、震災復興後の被災地のモデル、世界の流通業のモデルとなるべきだ!


できたて弁当コンビニで ローソン―コンビニの「できたて弁当」 お客に好評でも普及しなかった理由


ローソンの業務改革を支える次世代システム「ローソン3.0」とは―どんなシステムも結局は人次第?


百貨店がコンビニに売上を抜かれるとき-時代の潮目か?


0 件のコメント:

「誤解受け不安にさせたのは当然」中国企業ロゴ問題で辞任の大林ミカ氏、会見主なやりとり―【私の論評】[重大警告]自民党エネルギー政策への中国の影響力浸透の疑惑 - 大林氏中国企業ロゴ問題で国家安全保障上の深刻な懸念

「誤解受け不安にさせたのは当然」中国企業ロゴ問題で辞任の大林ミカ氏、会見主なやりとり まとめ 問題発覚の端緒は、内閣府TFに提出された資料に中国国営電力会社のロゴマークが入っていたこと。 大林氏は、ロゴマークの存在に気付かなかったことを謝罪し、TF委員を辞任。 大野氏は、財団と国...