2007年10月31日水曜日

外食のマナー(食事中1)-高級レストランでの携帯電話と写真は許されるか?!


上は、ありとあらゆる携帯電話による迷惑こういを掲載した動画です。

携帯電話-食事中に、携帯電話の音が聞こえる事があります。また、自分の携帯が鳴ってしまい、慌てて音を消すなどということはありませんでしたか?あなたはどう思われますか?携帯電話はとても便利なものですが、やはり時と場合を考えるべきだと思われます。食事を楽しみ、人々とコミュニケーションを深めている、その場の雰囲気に浸っている時に、携帯電話の音は、私たちを現実の生活に引き戻してしまいます。 

自分が気をつけていても、見ず知らずの隣の席の人に雰囲気を壊されてしまったら、とても残念です。携帯の音を鳴らした本人も、周りからの見えない視線にいたたまれない思いをすると思います。 マナーの基本は、『相手に不快な思いをさせない事』です。携帯電話の音を、出さない事が肝要です。どんな小さなレストランでも携帯電話の電源はOFF!!する位の気持ちでいて欲しいと思います。どうしても重要な連絡を待っているのであれば、相手方にも伝えておき、留守電に入れてもらい食後に聴くべきです。電話をマナーモードにしておき、食事の途中で電話を受けるために席をたつというのも無粋なことです。

写真-一流のレストランでの思い出を形として残したい気持ちから、運ばれて来た料理の写真を撮っている方を見受ける事があります。確かに、美味しかった料理を何年後も記憶に鮮明に残すのは困難なので、写真画像として残せばしっかり残りますし、友人にも「こんな料理でね...」と紹介したい気持ちも分かります。ただ、どうでしょう?ストロボやシャッター音は、他の人に迷惑にならないでしょうか? 美味しかった思い出、楽しかった思い出は、色々な要素があるからより膨らむものです。会話が弾んだり、料理やワインの余韻を楽しんだりのほうが、証拠写真より、おぼろげで淡い余韻、言葉では言い表せない幸せな気持ちの方が、心の思い出にふくよかさを加えてくれます。 

レストランで写真を撮る際は、フロアサービスの方にお願いしましょう。他の方に迷惑にならないように、他の席の方に一声かけたり、迷惑にならないように配慮したりして、一緒に食事している方との写真を撮っていただけます。一緒に食事した人との記念の1枚を撮ると、その時の自分や相手の笑顔(幸せ)が残って良いと思います。

2007年10月30日火曜日

外食のマナー(食事以前3)-客であるということを鼻にかけると良いおもてなしは受けられない


上は、ある珍宝館で団体客に対して説明をしている動画。団体ツアーでは、行きたくないようなところにも、行かなくてはならない場合もある。折角の観光地に行っても珍宝館では、げんなりだ。奈良などでも、坊主の説教など聴きたくないものだ。

団体とファミリー-皆さんは、高級レストランや料亭では団体のお客様とファミリーのお客様とどちらを大切にしていると思われますか。答えを最初に言ってしまうと、ファミリーのお客の方を大切にします。 もちろん、団体のお客様をぞんざいに扱うということではありません。でも、団体の場合は幹事さんが指定したのであり、大方のお客様はレストランなど気に入って利用されているわけではありません。それに比較するとファミリーのお客さまは、レストランを本当に気に入ってご利用される方がほとんどなので、レストラン側も慎重に対処します。

従来ホテル業界も団体ばかり重視して、個人のお客様をないがしろにしていることがありました。最近では、変わってきていますが、そうしたことを長く繰り返しているうちにホスピタリティー(もてなしの心)を忘れてしまって、凋落していったホテルが多くあります。団体を重視すると考えてるいる人は、何かを忘れています。団体で多人数でお金をいっぱい使うのだから大事されるのが当たり前などとおごっていては、肝心要のホスピタリティーを堪能することができなくなります。

オーダーミスに関して-サーヴィスして頂く際、よくある間違いは、頼んだものと違うものが出てくるか、一緒に食事している人が頼んだものが自分の目の前に運ばれてくる事などです。どんなに素晴らしい店でも起こりえることです。 目の前に注文したものと違うものが運ばれてきて、そこで鬼の首でも取ったように『ちょっと!これ違うんですけど!』と金切り声をあげてしまってはせっかくの美味しいお料理も雰囲気も台無しです。

回りの席までその雰囲気が伝わり、レストラン側のミスではなく、自分が害を及ぼす元凶になってしまいます。場合によっては、人格出まで疑われます。このようなときは、「すみません。◯○を注文したかと思うのですが・・・』とやんわりと優しく伝えるだけで十分です。 お皿をお客様の前に出した瞬間、そのお皿はその人のものです。ミスで違うものが運ばれたら、厨房まで下げるのが本来あるべき姿です。

ここでもし、サービス料10%~15%とるお店で、同席している方のお皿や飲み物が目の前に出された場合、目の前でお皿を交換するようなお店には二度と行かない方が良いでしょう。しっかりとサービスの上司が丁寧にミスを謝りにくるお店は、良いお店と言えるでしょう。

2007年10月29日月曜日

外食のマナー(2)-嫌いなもの、食べられないものに我慢するな!でも服装には我慢せよ!

上の写真の左側の機器、なんだか判りますか。ローストビーフなどの保温器です。ローストビーフの出来立ての状態をしばらく保存できます。ローストビーフの出来立て、食べたことありますか?良いお肉を使っている場合、油が飛んでいてヘルシーな感じで、女の人でも500グラムくらいなら平気で食べることができるくらいです。

嫌いなもの食べられないものへの配慮-皆さんは、コースメニューなどに嫌いなもの、場合によっては健康のためなどに食べないほうが良いものがあった場合など、どうしていますか?日本人の場合どうも自己主張が弱く、そのような場合、そのまま注文して、嫌いなものや食べないほうが良いものに関しては残してしまうという傾向が強いようです。

無論、予約して前もって嫌いなものや食べられないものに関して伝えておいて十分対処してもらうことなどはできます。でも、場合によっては予約してもそのような場合もあります。これが、定食屋さんや、一般大衆食堂なら許されることではありませんが、こと高級レストランの場合は、こうした細かな要望にも対処していただける場合が多いです。たとえば、メニューの一部を変えていただくとか、味付けを変えていただくとかも、やっていただける可能性は高いです。このような場合素直にサービスの人に相談してみると良いでしょう。   レストラン側では、意味も分からずただ食事を残されるよりも、こうした要望を承ることができる事を自分達の喜びや誇りにしているはずです。こうしたことができるからこそ、高級レストランの価値があり、お客様の信頼を勝ち得ることができるのです。

服装-古来日本人は、着るものにも細かい配慮を行ってきました。お正月にはハレの衣装、畑仕事には野良着などと正しく使い分けてきました。ところが、最近ではどこに行くにもジーンズ、Tシャツなどという人も増えてきました。それどころか、ニューヨークの店などに入って、ジーパンをはいているという理由だけて店から追い出されて、狼狽しているような人もいます。最高級ジーンズと最高級Tシャツを着用していれば、どこにでも行けると思っている人もいるようです。
確かに、外食をするレストランなど、自分でお金を払って自分で利用するのですから、とやかく言われたくないという気持ちも分らなくもありません。でも、結婚式などにある人はジーンズで、ある人は正装でということになったらどうするでしょう。どちらの人も困るのではないかと思います。 やはり、TPOをわきまえるということが必要になります。最新ファッションや高級品を身につける必要はありませんが、男性の場合は最低限ネクタイ着用などのルールは守りたいものです。最低限周りの人が不愉快になるような服装はやめましょう。

服装に関しては、ニューヨーカー(ロサンゼルスは駄目)を見習いたいものです。普段は、Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの女の子が、高級レストランには、見後にドレッシーな姿で現れるため、びっくりすることがしばしば、あります。

2007年10月28日日曜日

外食のマナー-食事以前(和洋中共通)(1)


上は、「フランス料理に影響を与える、日本料理」の動画です。フランス料理と日本料理との関係は江戸時代あたりからも記録が残っていて、たとえば醤油を隠し味に使うなどのことが古くから行われていました。


子連れ外食のマナー-レストランでも、料亭でもできれば小さなお子さんは連れて行かないほうが無難です。おもてなしする側からいっても小さなお子様の場合は、頭を悩まします。しかし、いくら小さなお子様とはいえ、いつかは外食しなければなりません。そのための躾はいつかしなければなりません。このような場合学校でそのような躾をしていただけるなら良いですが、そうでない場合最初は自宅で練習させるべきです。そこで慣れたなら、次はレストランの個室などで、練習をさせると良いでしょう。個室の場合なら他のお客さまの目をあまり気にせずに済みます。その後に広いホールなどで食事をさせていろいろ教えてあげれば、立派な紳士淑女のできあがりです。

一たび訓練を受けた、子供たちはきっと正式なマナーで食事をして、お父さんやお母さんも鼻高々になることでしょう。このようなお子様たちは、さらに一歩進んで、特にサービスの方と上手にコミュニケーションが取れるように、励ましてあげましょう。若いうちから、サービスの方と気軽にコミュニケーションができる術を身につけた子供達は、将来どこに出しても物怖じしない立派な大人になるでしょう。

予約をとる-外食をする際には、予約をすることをお勧めします。日本では、予約をされないでご利用される方も多いですが、欧米などでは、ファースト・フードは別にして、いわゆる通常のレストランといわれるところでは、予約をするのが普通です。繁盛店は、数ヶ月先まで予約で埋まっています。

予約すると何が良いのかというと、まず、間違いがないということです。突然行った場合、予約で埋まっていれば食事はできません。さらに、予約をしていれば、自分達の好きなもの、期待する料理にあたる確率が高くなります。

予約をしないでレストランなどに行くということは、そのレストランの持っている能力の半分しか利用できないということを意味します。たとえば、フレンチやイタリアンの場合オーブンを多様しますが、ご存知のようにオーブン料理は時間のかかるものがあります。予約しなければ、オーブンで長時間調理した料理は食べられません。そうなると、調理方法も限られ、フライパンで調理をしたものが中心となってしまいます。また、ミス・オーダーなども多くなる可能性が高いです。同じレストランでも、そのレストランでの最高のおもてなしを受けようとした場合予約は必須です。予約もしないで、レストランにいって、「あまりたいしたものもないな」などと言われても、レストラン側としても心外ですと言わざるを得ません。

2007年10月27日土曜日

外食のマナーとは?


の動画、もちろんジョークですが、このお父さん「マナーは相手を思いやることが根底にある」ということを完全に忘れていますね。最近の沢尻エリカ問題も含めて、相手を思いやる気持ち薄れてきていると思います。

さて、私のブログでは最近、エコの話から割り箸の話になり、そこから和食のマナーの話になっています。なぜ、マナーの話になったかといえば、マイ箸が良いとか、悪いとかという次元の前に、自然を愛でる古の日本人の叡智の結晶である和食のマナーを身につけ、美しい日本人として振舞うことができれば、環境問題やエコに関してもおのずとわかってくるものと感じたらからです。しかし、同じようなことは、西洋料理でも、中華でもいえるのではないかと思うようになりました

外食のマナーとは何でしょうか。外食とは『料理を美味しく頂き、その時を楽しく過ごす、特に食事をともにする人々の間のコミュニケーションを深める』ことが本筋です。あまりマナーばかり考え過ぎて、余計な緊張をし、本来の『食事は楽しく』という事から外れてしまっては、本末転倒です。

しかし、食事を共にする方に対して不快な思いをさせて、せっかくの美味しい料理や楽しい時間が台無しになってしまうようでは、大人の食事とは言ません。

マナーとは、相手を不快にさせないルールだと考えるべきです。 レストランでは、サービスの方が椅子をひき、座る方は椅子の左側に立つというルールがあります。もし、このルールがはっきりしていなければ、ぶつかったり、足を踏んだりのトラブルになってしまいます。だからルールが、決められたのです。マナーとは、相手に余計な気を使わせない、相手を思いやるルールなのです。

相手を思いやる、すなわち人を思いやるという精神がなければ、環境問題、エコ問題は考えられないと思います。なぜなら、環境問題など、人間そのものを全部この世の中から消し去れば、すぐにも解決する問題だからです。しかし、そのようなわけには行きません。なんとか、地球環境と折り合いをつけて、人間と地球環境との共存をはかることが本質だと思います。やはり、人を思いやる気持ちがなければ、環境問題の本質的な解決にはなりません。人を思いやる心が育ったからといって、すぐにエコに結びつくわけではありませんが、人を思いやる気持ちのない人は、エコの問題をなかなか考えにくいだろうし、もし無理やり考えて実行動に移したら、恐ろしい結果を招くと思います。

こうしたことを配慮し、このブログでは人を思いやることの根本である食事のマナーのうち、和食に関しては、行きがかり上掲載してしまいましたが、食事以前の問題、食事そのものの、外食のマナーを今後何回かにわたって掲載します。和食以外の、洋食、中華についても掲載させていただきます。

2007年10月26日金曜日

会席料理のマナー(2)

上は、蟹の甲羅を利用した、蒸し物。
蒸し物、酢の物-蒸し物には、酒蒸しや、かぶら蒸し、道明蒸し、松茸の土瓶蒸しなどがありますが、茶碗蒸しが最も多いようです。 蓋についた水滴がたれないように注意しながら、ゆっくりと蓋を持ち上げ、膳の右側に置きます。茶碗蒸しの食べ方は、左手で茶碗を持ち、箸の先を茶碗と卵の間に入れて、茶碗にそって箸をまわして茶碗と蒸し卵を離します。それから箸で中身をかき混ぜて、実を取り出して食べます。こうして食べると、食べ終えたあとがきれいに見えます。スプーンを使う場合は、金属音がたたないように注意します。

酢の物は、会席料理の献立では終わりのほうに出てくることが多いのですが、中間に出たり突き出しとして使われたりすることもあります。酢の物は、小鉢に少量盛られて出されます。小鉢を左の手のひらにのせ、親指を縁にかけて持ちます。少量だからといって一度に食べないで、2、3回に分けて食べます。酢のものは食欲を増進させ、口の中をさっぱりさせ、疲労回復にも役立つため会席料理では、酒を飲むときは必ず酢のものを食べて欲しいとの意味合いから膳の中央に置いて提供されます。

止め椀、香の物、果物-会席料理に締めくくりが、ご飯と止め椀、香の物です。ご飯の椀の蓋は、左手で開けて膳の左に、汁物の椀の蓋は、右手で開けて膳の右に置きます。止め椀は、これですべての料理が終わるということから止め椀と呼ばれます。 ご飯と止め椀は、必ず飯碗や椀を手に持って交互に食べます。止め椀から箸をつけます。止め椀の味噌汁は、味噌が沈んでいることが多いので、箸で軽くかき混ぜます。こうすると渇いた箸先に飯粒がつかないように、箸先を湿らすことができます。香の物は、お新香や漬物で、二種盛が基本です。飯碗の底に一口分残すとお替りのサインです。きれいに食べるとお茶のサインとなります。

日本では、果物は菓子として扱われてきたので、会席料理の献立では水菓子と書くこともあります。この水菓子をもって、会席料理の献立は終了です。柿やぶどうなどの種のある果実は、口元に懐紙を持っていき、その中に種を出します。食べ終えたらそのまま懐紙に包んで皿の上に置きます。メロンやすいかは、一口大に切って食べ、食べ終えたら皮は倒して、種をその手前にまとめておきます。皮付きのブドウやミカンなどは、食べた後の皮は、器の端にかためておきましょう。

2007年10月25日木曜日

会席料理のマナー(1)前菜、吸い物-和食-食事そのもの


環境問題から、マイ箸へ、マイ箸から、割り箸の話へ、そこから和食のマナーの話まできましたので、乗りかかった船ですから、ここから数回会席料理のマナーについて掲載することとします。
会席料理におけるマナーは、和食マナーの基本です。これを覚えてしまえば、他の料理にも通用するのでしっかり覚えておきましょう。 会席料理は、前菜から始まります。前菜は、酒の肴の意味を持つものです。少しお酒を飲んでから食べ始めます。小鉢に入ったものは、器を手に持って食べ、田楽やつくねなどの串刺し料理は、右手の箸で身を押さえて左手で串を引き抜いてから箸で食べます。 
それまでに食べていた前菜や、酒のために甘くなっている口の中を、すすぐ役割を果たしているのが吸い物です。椀のふたは、椀を左手で押さえ、右手でふたをつまみ「の」の字を書くように向こう側に回してあけます。ふたをあけた椀は、箸を持たず両手で持ち上げ、椀の模様がある方に口があたらないように右か左に回します。そのまま両手で一口、香りを味わって膳に戻します。 再び、同じように椀を持ったら、右手を離して箸を取ります。箸を、椀を持った左手の薬指と小指の間にはさんで、右手で正しく持ち直し、吸い物の実を取って食べます。食べ終えたら、ふたをして椀とふたの絵柄を合わせ、膳の向こう側に置きます。

2007年10月24日水曜日

ピザテンフォー誕生祭-チャナもウィンも大満足したMサイズピザ全品20%引き、今月いっぱいです!!

ピザテンフォー、前にもお知らせしましたように、今月いっぱいは、「ピザテンフォー誕生祭」として、Mサイズピザ全品20%引きです。今月中に是非、もう一度是非ご利用ください。
来月も面白い企画が目白押しです。テンフォーよろしくお願いいたします。

ブログキャンペーンやっています。 たくさんのお客様から応援をいただきながら、テン.フォーは今年で19回目の誕生日を迎えることが出来ました。 「誕生祭」開催中はMサイズピザ2割引!今ならテン.フォー金券がもらえるブログキャンペーンを実施中! テン.フォーを自分のブログ記事にして応募しちゃおう! 抽選で5名様にテン.フォー全店で使えるテン.フォー金券2,000円相当をプレゼント!

2007年10月23日火曜日

箸の正式な使い方


上は、京桃山日本料理を紹介する中国人レポーターの動画。内容は、ともかく、中に割り箸がでてきます。
おそらく、この店では、日本製の割り箸を使っているものと考えられます。このような、店でマイ箸を出すのは無粋です。

箸の正式な使い方は、箸の先をあまり汚さないように食べることです。箸先の最大2~3センチぐらいだけが濡れているぐらいが理想です。

以下の箸の使い方は、タブーとしてやってきけません。 
寄せ箸、器を箸で引き寄せること。 

くわえ箸、箸を下に置かずに口にくわえたまま、手で食器を持つ。 

探り箸、器の中を箸でかきまわし、好きなものだけ食べること。 

渡し箸、箸を器の上に渡して置くこと。 

ねぶり箸、箸をしゃぶようになめること。 

迷い箸、箸を持ったまま、どの料理をとろうか迷いふらつくこと。 

刺し箸、料理を箸で突き刺して食べること。 にぎり箸、箸をにぎりこんだまま、片手で器をもつこと。

涙箸、箸から汁をしたたらせること。 

指し箸、食事中に箸で人を指すこと。 

立て箸、ご飯の上に箸を突き刺す事で、死者の枕元に供える枕ご飯の時のみ許されます。

2007年10月22日月曜日

和食の基本-箸



上は、ご存知「日本の形」という不思議な番組の動画です。箸の使い方、めちゃくちゃですね。一昔の日本人なら不快感を覚えるでしょう。

箸の種類-和食-食事そのもの 箸は、和食マナーの原点です。箸については、あまり気に留めず、割り箸と、朱塗りの箸があるだけと思われている方も増えてきたようです。しかし、箸の種類についてひとおおり知っておいた方が良いでしょう。 一般の宴席で使われる箸には、利休箸、天削箸、柳箸、割り箸などがあります。高級な料理店で広く使用されているのが利休箸です。中央部をやや太くし、両端を細く削って面を取った、バランスの良い箸です。天削箸は、割箸の頭部(天)を鋭角に削ったもので、先端部は面取りされています。 婚礼などの祝宴でよく使用されるのが柳箸です。「両口箸」とか「両細」とも呼ばれ、その名のとおり、両端が削ってあります。柳は、白く清浄で強い木であり、魔障を防ぎ邪気と不祥を払う霊木とされています。 茶懐石料理使用される箸として、青竹の両細、中節、止箸、お菓子などに使う黒文字があります。

箸の使い方-和食-食事そのもの 箸については、日本人はすべての人が正しく使えるということはなくなってきているようです。学校でも、箸ではなく、スプーンとフォークを一緒にしたような道具で給食を食べさせていることがあったりして、そうするとどうしても前かがみになっていわゆる「犬食いスタイル」になるそうです。やはり、日本人として、料亭などで外食するなら、最低限正しく箸を用いて、背筋を伸ばして料理をいただくことが肝要です。 箸を持ち上げるときは、右手の親指と人差指、中指の3本で箸の中央よりやや右側を取り上げます。下から中央部より左側に左手を添えて、右手を右端に滑らせます。右手を返して、箸先から3分の2の位置を下から持ちます。上の箸は人差指と中指で支え、下の箸は薬指で支えます。食べるときは、人差指と中指で上の箸だけ動かします。箸先1.5~3cmのところを使い、あまり汚さずに食べることが基本です。正しい箸の持ち方は、長い歴史の中で磨かれてきたものです。一度マスターしてしまえば効率的で使いやすく、万人に適した自然な方法です。


割り箸 割り箸に関しては、大衆食堂にも置いてあったりするので、ついつい気安くぞんざいな扱いをしてしまいがちですが、天皇陛下も日々和食は、割り箸でいただくそうです。無論割り箸にも使い方のルールがあります。割り箸は、箸袋から横向きに引き出して、左手で下側の箸を固定し、上側の箸を右手で持ち上げるように静かに割ります。左右にではなく、上下に割ります。ささくれは手で取ります。割った箸の先をこすり合わせるのはマナー違反です。使い終わって箸袋に戻すときは、箸袋の先を折っておくと使用済みのサインとなります。割り箸に関しては資源の無駄遣いという説がありますが、間伐材からつくられる世界に冠たるエコ製品です。 割り箸の種類としては、もっとも大衆的な丁六、角の部分を削り使いやすくした小判、4つの角を削って滑らかにし割れ目にみぞをつけて割りやすくした元禄、箸の持ち手の方を斜めにカットした天削等があります。

2007年10月21日日曜日

「アッコにおまかせ」の初音ミクの報道をどうみるか?-声なき人の声が大声に変わりつつある!


上は、TBSの「アッコにおまかせ」で「初音ミク」というDTMソフトを紹介する内容の動画。この報道の仕方をめぐって、ブログの世界では批判が集中しているという。

年金問題や相撲などの問題とは異なり、今回の初音ミクの件は、世の中的にほとんど騒ぎになっていないようにみえます。これは、「アッコに おまかせ」の取り上げ方が、世の中の多くの人々とそれほどズレてはいなかったからだと思います。地上波テレビは視聴率至上主義で常に視聴者が求めているものに迎合します。テレビは数字が取れないことはやりません。

私はこの番組を直接見ましたが、ごく普通の番組でした。制作側が用意した原稿を読むようにとか、コスプレ衣装を着るように強要されたと言 うなら話は別てすが、そうではないようです。私が見た限りでは、制作側に特に悪意があったとは思えません。ところがブログの世界では過激な批判が後を絶ちません。Yahooのブログ検索をみていても、かなりの量がアップロードされています。さらに、いくつかの検索サイトで画像検索をするとなぜか「初音ミク」の画像が検索できないなどの珍事も起っているようです。

いわゆるテレビ関係者とテレビ関係者が迎合する一般の人は、ブログ上での今回の番組に対する批判の大きさの理由がほとんど理解できないのだと思います。

テレビ局や世間的には「初音ミ ク=オタク」というステレオタイプ式が存在します。ところが初音ミクユーザー側もしくは、DTMユーザーからすると初音ミクは、先進的なDTMであり、先進的なDTMとオタクとの相関関係など問題外であると考えていて、初音ミクとオタクを関連づけて見る見方には納得がいかないのだと思います。実際初音ミクは先進的なDTMであり、革新的であり、今後の音楽の常識を根底から覆すほどの可能性を秘めています。テレビ関係者も、テレビ局が迎合する一般の人もこのことが理解できないのでしょう。

テレビ制作者側や製作者が迎合する一般の人々が問題ないと思っていたとしても、特定の受け手側がそう思わないケースも数多くあります。時にマスコミの暴力と呼 ばれ、その程度の判断能力もないのかとさらに批判にさらされます。それに対して従来は受け手側はたい した武器も持っていませんでした。ところがブログを手にしたことで視聴者側も、発信することが可能となりました。とくに今回批判をしている人たちはITを駆使できる能力を持った人たちです。

いかなる番組を制作して提供したとしても、受け手側にはさまざまな意見や考え方があります。テレビ局が発言の場を用意しなくて 現在ではブログがあり、あちらこちらでこれまで無視してきたような小さな批判が、いつのまにか大きなうねりとなって押し寄せてくるようになっています。「テレビ関係者および、テレビ関係者が迎合する一般人」という、考えはもう成立しなくなってきています。かつての安保闘争の時に当時の岸総理大臣が「声なき人の声」ということを言っていましたが、現代では「声なき人の声」が「大きな声」になる可能性が高まってきているのです。

「アッコにおまかせ」の司会者である和田アキ子さんは「はっきり言わせていただく、分かりません」という言葉でコーナーを締めくくっています。テレビ関係者と和田アキ子さんは本当によく分かっていないのだと思います。

ここで「分からない」と言っているのは初音ミクのDTMソフトウエアとしての先進性、オタク文化に関してだけではありません。受け手としての視聴者がどんどん変わり始めているということが全く分かっていないということだと思います。

以上「NIKKEI NET IT PLUS」参照。ただし、自分と意見があわないところもあるため、大幅に書き換えてあります。

いわゆる沢尻エリカ問題についても、和田アキ子さんは、「しめてやる」などと発言して、ブログ界で波紋を呼んでいました。私は、この番組の前に、細木数子さんが和田アキ子さんに対して「あなたは、後輩を育成しようとしているが、できないでいる。後輩の育成がキチンとできるようになればあなた運気は大きく開ける」ということをアドバイスしていたのを覚えています。和田アキ子さんの「沢尻エリカ」に対する反応をみているとこのアドバイス、的を得ていると思いました。しかし、このときは、批判ではなく波紋だけで済んでいました。これは、多くのブロガー達が日本のテレビ界、あるいは芸能界が世界の中でも特異な状況にあるという事実を認識していないため、批判のレベルにまで達しえなかったのだと思います。

私は以前ブログに「沢尻エリカは悪くない」という記事を掲載しました。これには、日本のマスコミや、テレビ界の特殊性は述べていませんが、日本の芸能界の特殊性をグローバルな視点から海外との比較で述べました。あの中で私が述べた「一般の人にオピニオンリーダー的なことを言う芸能人」の急先鋒が和田アキ子さんだと思います。ネットが世界中とつながっているという事実を考えると、こうした視点からものごとを捉えるブロガーも増えてくるものと思います。

テレビ関係者も芸能人も、こうした視聴者の変化を察知して自らを変えていかなければ、いずれ世の中から取残されていくと思います。また、この事実を無視してマーケティングを行い、テレビCMを作成する企業の将来も同様になると思います。

2007年10月20日土曜日

割り箸の前に-座布団と懐紙のマナー

上は、和食のマナー教室の様子

先回、「割り箸でエコ」という記事を掲載させていただきました。その後に割り箸について、掲載すると記しました。実は割り箸や割り箸の使い方に関するマナーに関して掲載するつもりでした。しかし、割り箸の前に座布団や懐紙についてのマナーを掲載することにしました。これは、私の独断と偏見かもしれませんが、マイ箸がどうのこうのという前に、箸とは日本の食文化の基本であり、まずは和食のマナーを身につけることが最初だと思います。だからこそ、今回は割り箸の前に、基本中の基本である座布団と懐紙の扱い方を掲載します。

座布団の取り扱いは簡単なようでいて、きちんと知っていなければ、難しいものです。日本人なら座布団に関して、熟知しておき、いざとなったときには、優雅に振舞えるようにすべきです。自信のない方は、和室で普段から練習しておくべきです。 和室に入り座右布団をすすめられたら、座布団の後方に正座して挨拶をします。和室では、座礼が基本です。立ったまま挨拶したり、座布団に立ったり座ったりして挨拶することはタブーです。次に両足のつま先を立てて、両指をついてひざでにじりよりながら、座布団にのり、座布団の中央に正面を向いて正座します。

小物やバッグは、座卓の場合は座った座布団の前の座卓の下に置きます。お膳のときは、座布団の下座側に置きます。すすめられない内に座布団に座ったり、また座布団を踏んだり、またいだりすることはタブーです。座布団の取り扱いのときには、背筋を伸ばして正しい姿勢をとることは無論ですが、正しい姿勢と美しいしぐさが和食作法の基本です。この姿勢は終始堅持すべきです。畳のヘリや敷居を踏んだり、挨拶のとき畳のヘリに座ることもタブーです。

和食の宴会に出席する場合、必ず持っていきたいのが懐紙です。二つ折りになった和紙のことで、正式には懐中紙といい、大手デパートや、茶道具店などで販売しています。ちり紙やティッシュペーパーで代用してはいけません。 着席したら座卓の下に置いておきます。会食中に茶碗や杯についた口紅を拭いたり、殻つきの海老の頭を押さえるなど、使い道がいろいろあります。魚の骨をとるときに魚の頭を直接手で押さえるのではなく、懐紙を当てて抑えるとスマートです。さらに、皿に残った魚の頭や骨、皮、果物の種、食べ残しなどを包んで置いておくこともできます。

刺身なども醤油が落ちないように懐紙で受けて食べます。テレビを見ていると、タレントさん等が、手で受けて食べている場面を良く見ますが、あれは間違いです。串でさした料理などは左手で懐紙を使って串をおさえ、手に食べ物が直接ふれないようにしながら串を抜くといいでしょう。汁気の多いものの受け皿としても使えます。誤って汁などをこぼしたときにも、応急の処置ができます。このように懐紙は日
本人が和食を優雅に食べるには、必要不可欠で忘れてはならない小道具です。

さて、次から割り箸のマナーについて掲載させていただきます。和食のマナーは、自然が豊かで、人を思いやる、今での言葉でいえば、エコ大国(勿体無いとか、捕獲した鯨の大部分を大事に活用し、森林との共存をし、人を思いやる心が息づいていた)日本の伝統と文化の中で培われてきたものであり、これを真摯に受け止めて日本人としての、美しい振る舞いができるようになることの方が、マイ箸がどうのこうのより先であると思います。日本人として美しい振る舞いができる人は自然とエコのことも判ってくると思います。

2007年10月19日金曜日

割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしよう!!




上は、蕎麦屋でマイ箸を取り出すところの動画。マイ箸最近はやっているようだが、割り箸に対して正しい認識を持っている人は少ないようだ。

マイ箸は、最近流行っているようですが、これは、最近できたものではありません。20年くらい前からその考え方はありました。でも、その後廃れてしまい、また最近脚光を浴びるようになってきました。しかし、この背景よく考えないと、方向を見誤る可能性が大です。今日はマイ箸の背景を掲載します。

日本の割り箸は、昔もそうして今でも、世界に誇るべきエコ商品です。これを聴いて「えっ!」と思う方は、自分のエコに対する知識を疑ってください。そうして、これから掲載することの意味を良く理解していただきたいです。

日本の割り箸は、江戸時代後期から間伐材(森林適度に育てるために必要な伐採による木材、これは現在では建築用などの端材など捨てる木材としたほうが良い)を用いているものであり、しかもその収益は昔から森林保護にあてられています。そのため、世界でも類稀な、歴史の古いエコ商品です。これは、今でも変わりありません。天皇陛下も昔から伝統的に、和食には、日々割り箸を用いられています。

割り箸は日本の食文化の一部といっても、過言ではありません。割り箸にもいくつも種類があり、定食屋さんで使うようなものから、高級料亭でつかうものまで、さまざまです。今でも、良心的でモノを知っている老舗料亭では、日本製の高級割り箸を用いています。(最初赤字で書いてあるところは、高級料亭としましたが、最近では高級料亭の職人でも低級なのがいて、このへんのことを全然知らずに、割り箸を使わないところもあるので敢えて変更。ちなみに私の会社では、レストランも運営していますが、日本製高級割り箸を使っています:10月20日加筆)

さて、日本の割り箸については、十分述べましたが、割り箸の現状についてお話します。現在日本で出回っている割り箸のうち9割以上は、実は中国製です。中国の割り箸の原料は、間伐材ではなく、通常の森林資源です。だから、中国産の割り箸は完全な非エコ商品です。使えば、使う程、森林資源の無駄遣いとなります。さらに悪いことには、多くの中国製割り箸には、有害な漂白剤が用いられていることもあります。(赤字部分このへんももう一度真偽を確かめる必要がありそうです24日加筆)

いまから、20年以上前なら、割り箸は世界に冠たるエコ商品であり、マイ箸を使う人の中には、そうした理屈も知らない愚かな人もいると、はっきり言うことができました。しかし、最近では事情が変わってきています。嘆かわしいことです。

現状では、日本国内の割り箸のほとんどが、中国産です。日本製の割り箸は本当に高級なもの以外は作られておらず、日本市場の数パーセントにすぎなくなりました。これは、中国産割り箸におされたことも原因ですが、日本であまり間伐がおこなわれなくなったことも原因です。皆さん、間伐とマツタケの関係ご存知ですか。マツタケは、間伐などして手入れが行き届いた森林に多く育つものです。最近山に手をいれなくなったため、マツタケが日本でとれなくなっているのです。日本のマツタケの収穫量、ご存知ですか?年間でわずか60数トンです。(赤字の部分もう一度調査してみる価値がありそうです。24日加筆)

日本の割り箸というより、「日本の割り箸によるエコ循環システム」は、古の人々の叡智の結晶です。人の手によって育てられる人工林は、定期的に間伐をします、間伐することにより木が育ちやすくなります。この間伐した木は、建築資材などに用いることはできません。大昔には、捨てていたのかもしれません。ところが、頭の良い人が、この捨てられている間伐材を用いて、割り箸等を作りはじめたのです。

もし、間伐材を捨てていたら、どうなったでしょうか、おそらく江戸時代あたりなら、大量投棄で自然破壊につながったと思います。あるいは、これを一時に燃やしていたらどうなったでしょうか。煤煙などで、大気汚染が生じたかもしれません。しかし、この頭の良い人は、これらの問題を一挙に解決しただけでなく、割り箸という、今でいうエコ商品として販売し、販売した収益は森林保護にまわしていました。

割り箸の発明のおかげで、飲食店や一般の人も箸を洗う手間が省けたり、使用した箸は、薪を燃やす時の種火とすることができたりして、非常に便利になりました。また、割り箸という形で、多くの人々に広まったため、使った後に処分するために、一度に一挙に燃やすということもなく、大気汚染も防止できたものと思います。しかも、間伐を定期的に実施することにより、マツタケなどの副産物も手に入り、人々の暮らしに潤いを与えてきました。このことが一般にも周知されたため、日本各地で割り箸が使われるようになってきたのだと思います。もし、これが自然破壊につながったりしたり、浪費につながるものであれば、ずっと以前に淘汰されたと思います。

私は日本の伝統文化である、割り箸文化を捨て去ることは、日本の文化を捨てることだと思っています。その背後にある、文化すべてを見捨てることにもつながることであると思っています。マイ箸派の皆さんにお願いがあります、少なくとも日本を代表する良心的な老舗の料亭などで、割り箸が使われていたら、マイ箸を使うのはやめて素直に割り箸を使ってください。そうした席でマイ箸を出すのは無粋です。モノを知らない愚か者の所業といわれても、文句は言えないと思います。良心的な老舗料亭では、今でも国産の割り箸を使っています。今後いくら値上がりがしても、使い続けることでしょう。

ここで一つ提案があります。日本製の割り箸に限って、割り箸袋や割り箸自体に国産であることの、マークなどつけて中国産などと区別したら良いと思います。マイ箸派は、日本製の割り箸はそのまま使うが、中国産であった場合はマイ箸を使うようにすべきだと思います。

マイ箸派の皆さん、何も考えずにただマイ箸を使うことは、ひょっとするとあなた方の善意に反して、日本の森林破壊を助長しているかもしれません(現実には、たいした量ではないと思いますので、そんなことはないと思いますが・・・。気持ちと理屈の問題です)。それと、日本の伝統的な食文化の破壊を助長しているかもしれません。もっと、日本の割り箸に対する理解を深めていただきたいです。このブログでは、いずれ何回か日本の割り箸そのものついて掲載していきたいと思います。

<20日加筆>

上記のように結論を書いてありますが、その後マイ箸関係のブログをいくつか、見せていただきました。マイ箸を使っている方の中にも、上記のような背景を十分判っていて、なおかつ意図して、意識して使っていらっしゃる方がいました。そのような方に対しては、上記の文章の行間を読んでいただげれば、私の考えはわかっていただけると思いますが、ここで念のため、私は、そのような使い方をされている人達には、上記の結論はあてはまらないと思っていることを、敢えてここに記載させていただきます。

<24日>

ある方のブログに、割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題 (ちくま新書 658) (新書)からの引用で、以下のような内容が記載されていました。

70年代以降、中国製の割り箸が日本に入ってくるようになった。その原料は今、ほとんどがロシア産となっている。中国における年間の木材消費量は3億7000万㎥で、そのうち割り箸の生産量が60万㎥で、全消費量の0.16%だ。そして、日本に輸出される割り箸の量は36万㎥ほどで、全消費量の0.09%に過ぎない。さらに、中国では植林活動が活発で、木材生長量は消費量を上回る。これで割り箸が環境破壊の元凶と言えるだろうか?割り箸の消費量を抑えるよりも、はるかに消費量の多い。建築材や紙などの消費を抑える方が効果的だろう。

私自身は、中国の割り箸についてはほとんど実体を知りません。中国の割り箸の実体もう一度調べてみる必要がありそうです。いずれにせよ、環境問題において割り箸などの問題は、「重箱の隅」をつついているようなもののようです。ただし、日本の割り箸文化については、これからも維持すべきものと考えます。いずれ、このブログ内容、中国の割り箸を含めて刷新したいと思います。

林野庁では、以下のような見解を示しています。

林野庁の統計によると日本国内では年間(平成17年)約260億膳の割り箸が使われており、1人あたり約200膳使っている計算になる。現在割り箸の98%が輸入品で、そのほとんどが中国製だ。乱伐や環境破壊につながるなどと悪者扱いされる割り箸だが、国産に限っては、丸太から材木を切り出した残りの端材や間伐材を利用する。林野庁は「日本で生産する割り箸は、丸太(間伐材)を無駄なく利用することで森林資源の有効活用につながっていることを理解してほしい」と話している。

【割り箸について、毎日新聞の記事があります】

下は、ベネトンが発売しはじめた、マイ箸。ベネトンらしく、色の種類も豊富だ。全部で10種類の色がある。


2007年10月18日木曜日

冬の海外旅行は南イタリアが一番!?




上は、マリナ・コロンナ社の農園の動画。南イタリアモリーゼ州にマリナ・コロンナ社 はあります。広大な土地にあるひまわり畑、トマト畑は自然の恵みの豊かさを実感します 。また、彼らの仕事は実に丁寧で、オリーブの木は一本ずつ手作業で手入れをし、出荷作 業も手作業で丁寧にロウで封印して出荷されます。

もう少しで、冬になります。冬の海外旅行には、是非南イタリアをおすすめします。南イタリアとは、イタリアのナポリから南の地方一体を示すところです。冬は南イタリアって、どうして?と思われるかもしれませんが、まず第一に南で、地中海に面していることから、非常に温暖です。だからこそ、冬にはもってこい。

それから、地中海に面したいわゆる南イタリア地中海地方の料理は世界一健康に良いといわれているからです。このブログでも南イタリア地中海料理のことは紹介させていただきましたが、アメリカの医学界でもお墨付きの、世界一健康的な料理です。

その良さは、私の過去のブログの記事をご覧になってください。一般にイタリアの北のほうは、バター、生クリームなどを多量に用い、どちらかというと、ヨーロッパのフランスやドイツの料理に似通っています。

南のほうは、トマトソースや、オリーブを多様し、魚の料理も多くかなり健康的な料理です。ローマなどの中部は、北と南の中間というところでしょうか。また、南イタリアは昔は貧乏だったために、世界中に出稼ぎに行く人が多く、いわゆるイタリア料理というと、トマトソースを用いたこの地方の料理が普及しています。

ニューシネマパラダイスもこの地区が舞台です。あの映画観ていてもお分かりだとおもいますが、南イタリアにもともと住んでいる人達はどちらかというと北の人々より、小柄で、髪の毛や目の色も真っ黒な人がほとんどです。日本人には親近感がもてます。たまに、金髪、青い目の人がいますが、それらは外から移入してきた人が多いです。あの映画の中でも、アルフレードが青年になったトトに「目の青い子には、関わるな」と言っていました。それは、こうした背景があるからです。

それと、南イタリアの方が性格はおおらかだと思います。一概にはいえませんが、やはり中部以北だと、マキャベリを生み出した土地柄です、一定の厳しさというものがあると思います。年末年始の海外旅行は、南イタリア地中海地方をお勧めします。

2007年10月17日水曜日

肥満とバイオ燃料が食糧不足に拍車をかけている!!!


上は、アメリカのある肥満患者の動画。肥満で食欲を減らすために、胃の一部切除手術を受ける人も少なくない。

今朝のNHKのニュースを見ていて、イギリスで肥満者が増え続けていて、このままだとアメリカに次ぐ肥満大国になってしまうこと。これを変えるには、個人の努力だけでは無理で、気候変動に対する取組みと同じように意識を変革する必要があると報道されていました。

その直後に、世界ではまだまだ、食糧不足の国があること。食料の生産自体は全世界の人々に行き渡るだけの分が生産されているが、経済発展している国々の食料の輸入や、バイオ燃料などが食料不足に拍車をかけている。特にアフリカのサハラ砂漠以南の国では、三人に一人が食糧不足の状態にあると報道していました。

これらの報道では、先進国の肥満が原因とはされていませんが、常識的に考えて、通常の人の数倍も食事をしていれば、やはり食料不足に拍車をかけているのではないかと思います。過度の肥満は、病気でもあります。

環境問題も重要ですが、その前に食糧不足を解消すべきではないでしょうか。食料も満足に行き渡すことができないようでは、環境問題など解消できるわけがありません。そうして、解決する手段としては、ただ食料を分け与える応急措置てきなものだけでなく、現地の人が自分たちで食料を継続的に調達できる仕組みをキチンと構築するお手伝いをして、自立していただくことが重要だと思います。

2007年10月16日火曜日

JabraのBluetoothヘッドセットを使用する利点



上は、Bluetoothを用いた携帯電話用ヘッドセットを装着した女性の画像。この女性下着か部屋着のままで、通話しているようですが、ヘッドセットを用いれば、どこからでも通話できます。さらに、携帯電話を耳にあてる必要もないので、何をしながらでも通話できます。普通の会話をするように話ができます。

最近、Bluetoothを搭載した、携帯電話やパソコン増えてきています。私の携帯電話と、パソコンも搭載しています。この機能せっかくついているにもかかわらず、意外と利用していない人が多いです。私の場合、まず何もあとから買って付加する必要のなかった、携帯電話とパソコンの間でのやりとりにBluetoothを用いました。私の携帯電話では、i-tunes用のソフトウェアが使えるようになっていて、MP3のファイルで音楽を聴くことができます。このファイルのやりとりのために使い始めました。

音楽ファイルをパソコンから携帯電話のミニSDカードに送るわけですが、わずらわしいコードの接続や、SDカードの差し替えをすることなく、すぐにやりとりできるので便利です。また、携帯電話番号を含む住所録のやりとりもスムーズにできます。

それから、ヘッドセットも購入し携帯電話の通話に使っています。ヘッドセットを使っての通話に関しての通常の便利さについては、どこにでも書かれているのでここでは掲載しません。私が使って一番便利だと思ったのは、Google Appsとの組み合わせです。Google Appsは、小規模ならGoogleのアカウントを取得するだけで、その日から無料で使うことができます。私も活用していますが、その中で、Google Docs & Spread Sheet があります。これは、インターネット上で使える、ワード、エクセルのようなものです。これは、複数の人間で一つの文書や表をを作成することができるので便利です。このほか、インターネット上で共同作業もできるマインドマップ(mindomo)もありますが、これも同じような使い方ができます。これも、ヘッドセットを用いると複数の人と共同作業がしやすいです。

インターネット上で、同じ文書や表を見ながら、互いに意見を交換しながら、リアルタイムで、校正や変更などを行うことができます。Skypeを用いれば、同じようなこともできるのかもしれませんが、Skypeでは、意見交換くらいはしたことがありますが、そこからさらに文書を開いてリアルタイムで校正したりとか、変更などをしたことはありません。やはり、ヘッドセットとの組み合わせの方が便利です。

以前、テレグラスのお話も掲載したことがありますが、将来のヘッドセットはこのように、聴覚だけでなく、視覚も用いることができれば、良いと思います。小さなパソコンや、ipodや携帯電話を用いてると小さくて良いのですが、電話がかかってきて、資料を見たりしていると、画面が小さいので、校正や変更などの作業をするには向いていません。

そんなときにテレグラスであれば、画面を大きくして複数の資料を閲覧できるので非常に便利だと思います。さらに、バーチャルリアリティーなど用いることができたらさらに便利ではないでしょうか?
電話がかかってきて、いろいろな打ち合わせをするとして、バーチャルリアリティーの世界なら、その世界の中で、資料のファイルを開いて、それを見ながら話をして、さらにバーチャルリアリティーの中のワードパッドなどを開いてメモ書きをするなどのことが想定できます。これなら、どんな場所でも一定の環境の中で情報のやりとりができます。こんなことばかりやっていれば、疲れてしまうので、バーチャルリアリティーの中で自然の景色を見たり、小川の音が聞こえてきて癒されるとか? やれやれ、人間の便利さの追求には際限がありませんね。でも、これからの時代間違いなくこの方向に進んでいくと思います。

このアイディア面白いかもしれません。どこかの星に不時着し、ビジュアルも可能なヘッドセットを装着していて電力も十分あるため、情報のやりとりは地球にいるときと同じようにできるが、水も食べ物もないため飢え死にしてしまうとか。SF小説のネタとして使えるかもしれません。

2007年10月15日月曜日

ブロカン設立から1年半をむかえる-ブロカンで口コミするって?!

ブロカンは、ご存知ブロカンから提供される、企業情報などをブロガーが自分のブログに掲載して、その内容をブロカンに報告し、一定の条件を満たした場合、報酬がもらえるというシステムです。ブログが一般化し、定着しはじめた1年半ほど前に創業しています。今年の3月あたりには、WBS(ワールド・ビジネス・サテライにも紹介され、このようなサービスが広く知られるようになってきました。

最近、気になる身近な口コミ情報としてやはり「地球温暖化や環境問題対策」が気になります。最近どの企業がどのような対策をやりはじめて、どのような効果が期待できるかなどの情報が送られてくるといいと思います。企業側でも、非常に興味があるのではないてしょうか。たとえば、セブンイレブンであれば、来月からお弁当類をラップで包むことをやめます。北海道の函館発祥のピザ・テンフォーという宅配ピザチェーンの場合は、紙のピザ・ボックスそのものをなくす活動に取り組んでいます。こうした商製品の情報消費者も欲しがっていると思います。企業側が一方的に流す情報より、口コミ情報が役に立つし、面白いと思います。企業側が一方的に流す情報だと、単に、企業イメージ戦略の一環だったり、はなはだしくは、なんら問題に対する対策になっていない場合もあります。それよりも、ブログで口コミができるのがいいと思います。


ブログ で 口コミ するって?というと、何をするのかと思われるかもしれませんが、たとえば、何かエコ商品が出た場合、ブロカンに企業が情報を流しますが、企業の一方的な情報だけではなく、多くのブロガーが、その情報を見て、自分はどう思うか、あるいは実際使った人の意見が多くのブログでブロガーの意見(口コミ)として、みることができるということに素晴らしい価値があると思います。多くのブロガーが良い評価をすれば、それは良い商品でしょうし、そうでなければ、良いものではなく、企業の一方的な思い入れかもしれません。たとえ、良い評価をうけられなくても、企業にとっては良い判断材料になると思います。企業のマーケティング゜・リサーチとしても、有効かもしれません。ブロカンも、設立から1年半がたったことを期に、このへんに力を入れたらよいかもしれません。


今までのように、個々のブロガーにブログを書かせて、アンケートをとって終わりとするのではなく、より一層集合知を結集させるインフラを整備すると面白いと思います。ユーザーが多数集まる有料サイトには、大規模なアンケートを掲載するとか、ブロカンのサイトをもっと充実させて、複数のブロガーでプロジェクトチームを結成して、商品企画をさせるとか、もっともっと高次元のことができると思います。現状に甘んずることなく、次世代ブロカンのコンセプトを開発してより発展されることを期待します。

2007年10月14日日曜日

テレグラス-普及するか?


【10月14日 AFP】増永眼鏡(Masunaga)とスカラ(Scalar)が共同開発した眼鏡型の映像ディスプレー「テレグラス(Teleglass T4-N)」が大きな反響を呼んでいる。2メートル先の45インチディスプレーに相当する大画面は640×480ドット(約31万画素)の高解像度を実現した。重量はわずか50グラム。小売価格は12万8000円。(c)AFP

もう十数年前くらい前でしたか、ソニーでもこようなもの開発してテレビでコマーシャルをしていました。確か、数メートル先に50インチディスプレーに相当する画面が見えるという触れ込みだったと思います。結局普及しませんでした。

なぜ、普及しなかったかということ、もう一度良く考えてみると、やはり目が塞がれると、それに専念しなければならないこと。戸外で使うとしてら、電車など長時間乗るときくらいに限られることなどが原因だったと思います。家で使うなら、やはり大きなディスプレーで見たほうが良いに決まっています。

ただし、現在は当時とは違い相当環境も変わっています。一番変わったのはAV機器の小型化です。特にi-podのような小型のAV機器が出てきたことなどがあげられます。私自身、小さなパソコンを持っていますが、画面7インチで小さいです。小さくて持ち運びには便利なのですが、画面が小さくて見難いときがあり、そんなときは、大型ディスプレイにつなぎます。それでは、ディスクトップ型と同じことになってしまいます。そんなときに、便利だと思います。ソニーが発売した頃だと、AV機器ある程度の大きさのものしかなかったと思います。これだと折角テレグラスが小さくて軽量だとしても、家の中での使用に限られてしまいます。車に乗せればいいという考えもあるかもしれませんが、テレグラスをつけて車の運転はできず、やはり使う場所が限られてしまいます。

さて、この製品今後どうなるのでしょうか?私としては、今の解像度だとまだ手を出したくありません。最低800×600、できれば、1200×700くらいは欲しいところです。あと、欲張りな機能として、できれば画像が映っていないときは、メガネが素通しになってメガネをはずさなくても周囲が見れるようになっていことと、画像を写していても片方だけ素通しにできるなるようになっていれば、使用する用途が広がると思います。今のままでは、かつてのソニーの商品と同じような運命をたどるような気がします。開発元さん、頑張ってください。こんなこと書いていますが、私は本当はあのソニーの製品、買おうか買うまいか一時非常に迷いました。それだけ魅力はあると思います。

2007年10月13日土曜日

セブン-イレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?!

上は、セブンイレブンで販売した、鰻蒲焼弁当。値段も味もお手ごろなのだが、過剰包装で、ラップをはがすのが大変だった。このラップ、取り扱いも面倒だし、はがすのは一苦労だった。はがしているうちに、お弁当の中身がかたよったりしたこともあった。

セブン-イレブン・ジャパンは10日、弁当の包装を簡易化し、プラスチック原料を年間約570トン削減すると発表した。環境への配慮の一環で、全店で1年間に使用するレジ袋の約5%を削減する効果があるといいます。

現在はラップで弁当を包んでいるが、ふたと受け皿の数カ所をテープで止める方式にするそうです。異物が混入しないよう、容器を変えテープも改善したそうです。11月から実施し、順次、対象店舗を広げ、来年2月までに全1万1837店で導入します。08年3月以降は総菜などにも拡大します。

原油高でプラスチック類が高騰しているため、年間数億円の経費削減も見込まれる。同社は「弁当の中身もより鮮明になり、選びやすくなる」と話しています。

毎日新聞 2007年10月10日 20時29分

なおセブン-イレブンでは、店舗建設時に発生する資材梱包材などのごみを減らすために、2002年11月から断熱パネルの簡易梱包を開始しました。さら に、2003年7月からは内装材についても簡易包装とし、2006年2月28日時点で1,140店舗の建設に適用。644,100m2分の梱包材を削減しました。

一般梱包の断熱パネルと簡易梱包の断熱パネルの比較図  
セブンイレブンのサイトより。

セブンイレブン、着々と環境問題に関して手を打っています。セブンイレブンのやり方をみていると、環境問題に対して、コスト削減という観点から取組んでいることがわかります。確かに上の二つの方法、長い目でみれば、間違いなくコスト削減につながります。

私は、長い目で見て、コスト削減にならないようであれば、本当の意味では環境問題の対策にはならないのではないかと思っています。たとえばある大手宅配ピザチェーンでは、「MOTTAINAI」運動として、北海道のダム工事で掘り出された土を店頭で配ったり、ビニール袋の代わりに風呂敷を売ってみたりしたり、紙のピザボックスに「MOTTAINAI」の標語を印刷して、3Rの説明をしたりしても、効果があるとは思えません。

やはり、セブンイレブンのように、誰もがその効果を理解できるようなものでなければ、結局はモノにならないと思います。

このブログに以前も紹介したように、ピザテンフォーの紙のピザボックスそのものをなくす運動などは、その効果がはっきりと誰にでも理解できます。長期的には、間違いなくコスト削減につながります。

ピザテンフォーでは、すべての店舗にジェットタオル(温風で手を乾かすための装置)を装備し、手洗い後の紙タオルを使わないようにしています。これも、初期投資はかかりますが、もうすでにコスト削減につながっています。

無論当面の間は、コスト削減につながらないものもあるかもしれません。しかし植林でさえ、50年もたてば、私たちに恵みをもたらしてくれます。少なくとも50年単位でみて、全くコスト削減につながらないように思えるものは、本物ではないような気がします。

なお、これ以前にこのブログに掲載した環境問題に関する記事につきましては、以下のURLからご覧になれます。

http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/blog-post_05.html

2007年10月12日金曜日

ピザテンフォー誕生祭-今月いっぱいチャナも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

ピザテンフォーは10月4日を持ちまして、創業から19年となりました。20年目を目指してまた皆様のご支援をいただけますよう努力して参ります。
以前にもお知らせしたとおり、ビザテンフォー今月いっぱいMサイズピザ全品20%引きです。これを機会に是非今まで、食べたことのない商品もご注文ください。テンフォーすべての商品自信作です。ひょっとしたら、新たな食感に出会えるかもしれません。よろしくお願いします。上の写真はジャーマンシェパードのチャナです。本部専属スタッフです。よろしくお願いいたします!

「誕生祭」ブログキャンペーンも、今月末まで実施しています。ふるってご応募ください。

2007年10月11日木曜日

日本酒輸出量伸びる-フランス人を絶句させる日本酒の実力!?


【10月8日 AFP】(一部訂正)日本酒の輸出量は2006年、1000万リットルを超えた。日本酒の輸入量世界11位のフランスでは、日本酒がボルドー(Bordeaux)の赤ワインやシャンパーニュなどフランスの高級ワインと並び、その知名度を上げ始めている。(c)AFP

さて、日本酒ですが、これには思い出があります。大学時代にフランス人の留学生の友人がいましたが、彼を居酒屋さんに飲みに連れて行ったときのことです。彼から、二つの質問があり、私の答えに彼は絶句していました。

【その1】日本酒はいつが飲み頃ですか?

【その1の私の答え】出来立てです。(フランス人、「ええ!ワインは何年か寝かせないとならないのに!」といったまま絶句。)

【その2】生牡蠣には、〇〇の××(何処産のなんだったか失念)の白ワインがあうが、日本のはどの酒が生牡蠣に合いますか?

【その2の私の答え】日本酒ならほぼ、どれでも合います。ほぼ、すべての日本酒が生牡蠣の生臭さを消してくれて、美味しくいただけます。(フランス人に実際に日本酒と生牡蠣を味合わせながら、彼は「美味しい!!」といってその後は絶句でした。彼は、〇〇の××のワイン以外は、絶対に生牡蠣に合わないという認識を持っていたようですが、日本の普通の酒がその常識を覆したようです。

とにかく、最近外国にも日本の食文化が行き渡っているには驚きます。一昨日「パーフェクト・ストレンジャー」を観に行ったという話しを掲載しましたが、あの中にも日本食が出てきました。まず、御鮨の出前を食べているシーン。朝にいり卵を朱塗りのお箸で食べているシーン。ブルースウィルスが、オチョコで、日本酒を飲んでいるシーンなどです。美味しいものに国境はないんですね。日本人が美味しいと思ったものは世界にも通用するのだと思います。いまやフランスのシェフが昆布で出汁(だし)をとる時代ですから。でも、これも珍しいことではないのか、私たちが知っているフランス料理そのものが、江戸時代にすでに和食の影響を受けているのですから。

2007年10月10日水曜日

環境問題を扱うサイトの紹介-dekirukoto.net











私のブログには、環境問題に関して掲載していて、環境問題を取り扱うサイトも良く見ます。そのなかから、有益であるとか、面白いと思った「環境問題」を取り扱うサイトのご紹介をさせていただきます。本日は
その第一回目として
dekirukoto.netを紹介させていただきます。このサイトの趣旨、「地球環境を守る為に日頃からできることはないだろうか?そんな想いで「dekirukoto.net」を開設しました!」だそうで、環境問題について、最新の説を掲載して説明するとか、政治の問題などではなく、日々生活していく上で実施できる環境に優しい事柄を掲載しています。環境問題をより身近な視点で捉えるために、有効なサイトだと思います。更新率も高いです。

このサイト実は4つあるらしいです。上の4人でそれぞれ、運用しているようです。私は写真一番右の吉野香織さんのサイトにときどき寄らせていただいています。本日は、「ダッシュで入浴する場合・・・」という内容が記されていました。15分以内のシャワーだと、湯船にお湯をはって入るよりも節約になるそうです。

このサイトでは、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす活動も掲載していただきました。このブログ「Funny Restaurnt - 犬とレストランとイタリア料理」では、「dekirukoto.net」を応援しています。


■吉野香織さん略歴■
1980年生れ 大阪府出身
【モデル→女優】
活動歴
神戸女学院大学在学中にミスキャンパスとなり写真集デビュー。
卒業後、モデル活動を開始。ウェディングショー、雑誌モデル等で活躍し、オデッセイコミュニケーションズ年間広告キャラクターをはじめアイペットクラブ(ペット保険)の年間広告キャラクターなどTVCMで活躍。

2007年10月9日火曜日

映画「パーフェクト・ストレンジャー」観ました。


上は、パーフェクト・ストレンジャーの予告編の動画です。

映画、「パーフェクト・ストレンジャー」を観ました。ハル・ベリーとブルース・ウィリスがでています。まあ、結論から言うと、「いまいち」というのが正直な感想です。でも、ハル・ベリーのスタイルあいかわらず、すばらしかったです。

ハル・ベリーは、ケビン・コスナーと「ボデイガード」という映画で共演していましたが、「ケビン・コスナー」主演の映画で、名前は忘れてしまったのですが、リメイクもののスパイもので、軍隊の中に逆スパイがいるというストーリーで、何とその逆スパイは、ケビン・コスナー自身だったというのがあったので、それを思い出してから、観たので、映画の1/3くらいのところで、犯人は誰だかわかってしまいましまた。だから、予告編でラスト7分11秒まで真犯人が判らないなというのは、私にはあてはまりませんでした。

おっと、あまりストーリーなど話すと、せっかくの楽しみがなくなってしまいますね。もうこの辺にしておきます。でも、ここまで書いてしまったら、真犯人は誰か判ってしまいますね。すみません。



2007年10月8日月曜日

「老化防止ピザ」で論争


上は、バチカン市国のローマ法王を警護するスイスの衛兵隊結成500周年記念の動画。この式典の宴席で、ローマ法王ベネディクト16世は、「老化防止ピザ」を食したとされている。

少し古いニュース(8月)ですが、「ピザ、アンチエイジング」というキーワードで検索していたら、偶然このニュースを発見しました。面白い内容なので、ここに掲載します。

イタリア南部で、栄養学者が作った「老化防止ピザ」をめぐって論争が起こっています。「ピザ純粋主義者」からは国民食への冒とくだとの声があがっています。

8月13日付のイタリア、スタンパ(La Stampa)紙によると「primula」と名付けられたこのピザは、全粒小麦粉などを原料としているため、通常のピザの3倍の食物繊維と多くのマグネシウム、鉄分を含んでいるといいます。さらに、このピザはトマト、ハナダイコン、ニンニク、ズッキーニ、バジル、マッシュルーム、ニンジン、ホウレンソウなど少なくとも8種類の野菜を使うことによって、老化防止の抗酸化作用があるとされています。

このピザの調理法は、ナポリ大学(University of Naples)の栄養学と生化学が専門のEugenio Luigi Iorio氏と、レストラン「La Fabbrica dei Sapori」の経営者Cosimo Mogavero氏によって考案されました。

同紙によるとローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)もこの「老化防止ピザ」がお気に入りで、バチカン市国の衛兵のためのパーティーでもMogavero氏の手によるこのピザを食べていたといいます。
しかし、「真のナポリピッツァ協会(True Neapolitan Pizza Association)」などがこのピザを批判している。同協会は全粒小麦粉を使用することで、ナポリピザ特有の生地ができないと主張している。


「真のナポリピッツァ協会」は以前にも、イタリアではよく見かけるピザの切り売りにも批判を行ったことのあるピザの正統性を重んじる組織です。

しかし、この「真ナポリピッツア協会」もし、テンフォーのピザを見たら、びっくり仰天すると思います。過去には、海草ピザ、味噌ソースなども開発して販売していたテンフォーです。現在のものを見てもびっくり仰天するものもあるでしょう。しかし、もともとテンフォーの基本コンセプトは、「日本の家族のピザ」ということでしたから、日本人にあったピザを開発してきました。過去には、金平ゴボウをトッピングしたピザまでありました。 おそらく、保守的な彼らからすれば、テンフォーのほとんどのピザは、ピザとは呼べないでしょう。いや、それどころか宅配ピザのほとんどは彼らの価値基準からすれば、ピザとはいえないかもしれません。

この「真のナポリピッツァ」という組織もつまらない組織だと思います。大体、ピザは近代になって、いわゆる現在の原型ができたものであり、伝統も浅いものです。大昔は、貧乏人がありあわせのものを、生地の上にのせて食べたものであり、金持ちや聖職者なども見向きもしない食べ物でした。いつまでも、過去の様式、それもさほど伝統もない過去に、こだわり続けるのは愚かです。すべからく、ビジネスにおける食べ物は、基本の徹底と変化への適応というのが常識だと思います。

これからもピザテンフォーは、いつまでも変わらないといわれるために、変わり続けていくでしょう。


2007年10月7日日曜日

沢尻エリカは悪くない!?-日本の常識は世界の非常識!


上は、沢尻エリカ、プッツンの理由はメイクが間に合わなかったからというテレビの動画

映画「クローズド・ノート」の初日舞台あいさつでの不機嫌な態度が波紋を呼んでいる女優、歌手として活躍中の沢尻エリカさんが、10月4日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」のインタビューで泣き崩れながら反省し、謝罪しました。沢尻エリカさんはスーパーモーニングで謝罪する前に、10月2日に公式ホームページで「諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」と謝罪していました。

さて、この大騒ぎ日本国内では、沢尻エリカさん自身の非常識ばかりが強調されていますが、日本の非常識も認識する必要があるのではないかと思います。

まず、いわゆる芸能人の社会的位置づけですが、これはヨーロッパでは、現在でも相当低いです。良い悪いは別にして、フランスやイギリスなどの階級社会の国で、一国の宰相(総理大臣など)の息子が芸能人になるようなことはまずあり得ません。もしそんなことがあれば、親の方は子供を実質上絶縁するでしょう。

アメリカでは、あまり芸能人の社会的地位は低くはないように見えますが、やはりいわゆる芸能人の経歴を持っている人はエスタブリッシュメント(支配階層)の仲間入りはできないでしょう。レーガンや、シュワルツェネッガーでも、俳優は実質上辞めて、実業家としての力量を発揮したため、政界入りできたのであり、俳優のままでは政治家になることはできなかったでしょう。

これは、私がそれに賛成するとか、反対という価値観の問題はありません。事実がそうだから、そう述べているだけです。いや、日本だって一昔前(約60年以上前)までは、芸能人は賎しい仕事であるとされた時代がありました。良家の子女が、芸能人になるということは、良家からはじき出ることを意味していました。

前にこのような話をある方に話をしていたら、「じゃ。ビートルズはどうなるんですか」という話をされていました。確かにビートルズは金持ちになり、サーの称号は得ていますが、では彼らの身分がイギリス国内で本当に高いのか低いのは別問題です。たとえば、彼らがロンドンのシティー(金融街)に入って働いたり、会社を起こせるかというと、おそらく永遠に無理でしょうという話をしたことがあります。

イギリスで、労働者の子供が偉くなるには、今でも僧侶になるか大学の教授になるくらいのもので、その他の道はほとんどないと言っても過言ではありせん。そんな社会において、芸能人の社会的地位が低いのは当然のことです。無論、社会的地位とは、お金持ちか、貧乏かとか、有名であるかないか、とか上品か下品かということではありません。社会階層の上下を示します。

日本以外の国では、多かれ少なかれ、階層社会ですから、日本の常識は通用しません。芸能人の社会的地位は低いというのが、一般通念です。日本でも、一昔前は芸能人を称して「カワラコジキと同等」と見下げられた時期もありました。

インドにおいては、今でも職業の貴賎ははっきりしており、インドで商売をしようとしたら、日本感覚で相手にしゃべると、商売はうまくいかないようです。日本であれば、自分が頑張れば、自分の先祖が何の仕事をやっていてもほとんど関係ありませんが、インドでは、場合によっては、自分の父方が労働者出身などという言い方をすると、それだけで商売がうまくいかない場合があるそうです。できれは、身分が高いように言った方が、良いそうです。

インドで商売をし始めたある人は自分の父親が普通の大工の親方であったのですが、神社仏閣の修理も行っていたので、「自分の父親は日本の神聖な神社仏閣を守る神聖な宮大工の長だ」と言ったところ、商売相手の理解やコミュニケーションが深まり成功したそうです。誤解を避けるために繰り返し言っておきますが、私は、インドのカースト制(身分制度)が、正しいとか間違いであるかの価値判断を言うつもりはありません。実体としてそうなっているのを述べているだけです。

こういう、職業の貴賎の観念については、もう日本の国にはなくなっています。現代アメリカでもあまりないように見えますが、最近のアンケートで尊敬する職業とは、1位は、消防士で、2位は学校の先生でした。正確に思い出すことはできませんが、芸能人と答えた人はいなかったのではないかと思います。あったとしても印象に残らない程下位だったのだと思います。アメリカでは、一番最低の仕事は何かと問われて「ハンバーガー屋でハンバーガーを焼く仕事」とはっきり答える人も少なくありません。

今の日本、日本以外の国のように、職業の貴賎感がないこと、さらには、平等主義が行き届いていることは結構なのですが、やはり芸能人というものは、普通の人の生き方とは違い、芸能人の間での常識は、それ以外の生き方をしてる人の常識とは異なること、さらには、いわゆる芸能人とは、芸能人以外の人を楽しませるために存在しているのであり、それが芸能人の存在価値であるということを忘れてはならないと思います。これは、まともな商売人がお客さまを大事にするのと同じことだと思います。

こうした感覚が薄れてきて、非常識な芸能人が一般の人に向かって人生訓を垂れてみたり、オピニオンリーダー的なことを言ってみたり、政治の問題に口を挟んでみたり、あるいは芸能人を一般の人が甘やかすような風潮があったり、芸能人ばかりの問題ではなく、芸能人のような学者、弁護士、医師、政治家などがでてきています。このように、芸能人の世界と一般社会の常識の違いが不鮮明になったため、沢尻エリカさんのような芸能人が出てくるようになったのかもしれません。

芸能界の批判ばかり書いてしまいましたが、良識的な芸能人もいます。特に伝統と格式に培われた歌舞伎の世界の人々を思い出していただきたいと思います。私は歌舞伎界のことをすべて知っているわけではないので、ひょっとして例外はあるかもしれませんが、この世界の人々で、一般の人の向かって人生訓を垂れてみたり、オピニオンリーダー的なことを言ってみたり、政治の問題に口を挟んで見たりするような人、私の知る限り存在しません。いつも節度を保って一般の人と接していると思います。このように一部の例外を除いて日本の芸能界に関する常識は世界に通用しません。日本以外の国では、考えられないことです。

2007年10月6日土曜日

ピザボックスをなくすと、どのくらいCO2が削減できるの?


上は、チームマイナス6%運動で、推奨す「6っのアクション」。私は、何のことはない昔からお袋に言われ、今も言われていることなのだが・・・・・・・・・。

私は、地球温暖化の要因にCO2説に対しては、懐疑的なのですが、世の中の趨勢として、CO2で表示しているので、ここではCO2による試算をしてみます。

その前に、皆さんここでクイズを出します。

Q.10kgの新聞紙を燃やした時に出る二酸化炭素は何kg? 

 答えはA 1kg B 15kgのどちらでしょうか?

A.正解は・・・Bの15kgです。

何故か。炭素(C)(新聞などの紙は、99.9%が炭素)を燃やすためには酸素(H2)が必要です。化学式H-C-Hになるので質量が1.5倍になる。よって、10kgの新聞紙を燃やすと15kgの二酸化炭素が出るのです。

この計算方式で、ピザテンフォーのピザボックスを全店で廃止した場合、一体1年間でどのくらいCO2を削減できるか、試算してみました。その概算結果は、何と520トンでした。これほど膨大になるとは思いませんでした。

前回お話をしたように、ピザボックスをなくすことに関しては、好意的な方も多いです。本当に、ピザの箱を始末するのは皆さん大変なようで、しかも、ゴミ袋はただではなく、ゴミ袋の使用頻度も減らし、一般家庭でも経費節減となります。さらに、今回の試算結果をみると、より一層、紙のピザボックスをなくす試みは、正しいことであると確信できました。

2007年10月5日金曜日

地球温暖化-環境問題のコメント活動について


上は、環境問題の裏に関する動画です。

この文章の最後のほうに、このブログに掲載した、環境問題に関連したもののURLをまとめて、掲載してあります。そちらの方を先にご覧になりたい方は、最後の方を最初にご覧ください。


最近、ピザテンフォーが、紙のピザボックスをなくす試みを行っていることを筆頭に、環境問題についての記事内容を多く掲載しています。これらの記事を読んでいただくために、数多くのブログにアクセスして、コメントをしてさらに、このブログの環境問題に関するURLも書き込むということを行ってきました。これは無論『(株)オーディンフーズ』の環境についての取り組みを広く知っていただくことと、環境問題についてまだ実行されていないが、実行すれば相当の効果をあげられるということを皆さんに知っていただき、最近マスコミで煽られている環境問題の危機に対処する方法は、いくらでもあることを知っていただきたかったからです。
このコメント活動、最初はどうなるかと思っておっかなびっくりで実施したところもあったのですが、思ったより、はるかに多くの人に環境問題に関するこのブログの記事を読んでいただくことができました。
こうした、活動の中で気がついたことを書いておきます。

(1)環境問題、特に地球温暖化問題は、かなり一般の人々に認知されており、ブログにも日々相当数書かれています。ちなみにテクノラティというブログ検索用のサイトで検索してみると、ヒット数は10万を超えています。特に、今年の9月は例年よりも熱かったためか、まるで「地球温暖化」は挨拶のようにブログの中に用いられていました。マスコミでもかなり頻繁に取り扱われています。さらには、全国的に映画やイベントなど多数開催されていることがわかりました。モー娘を起用して、地球温暖化に関するイベントがあるくらいです。私たちが学生だった頃、まだ地球温暖化などという格好の良い言葉なく、「温室効果」などと呼んでいたときとは、隔世の感があります。

(2)ピザテンフォーが、紙のピザボックスをなくすことをコメントすると、非常に関心と好感を持っていただくことができ、数多くの方からアクセスしていただくことができました。書き込んだコメントを削除される方は、全体の1割未満でした。何が原因かわかりませんが、反感をもったりする人もいましたが、そのような人も数えるほどです。

(3)紙のピザボックス、多くの方にとって、結構負担になっていることが、判りました。特に、多くの都市で、ピザボックスは油などで汚れるため、資源ごみとしてだすことはできません。そのため、紙を小さくハサミで細かく切ってゴミに出すなどしており、相当手間がかかっています。この手間と、お皿のピザを受取るのでは、はるかにお皿のピザの方が楽であると考えられます。

(4)地球温暖化CO2説に関して、少数ながら、かなり懐疑的な人が多いことが理解できました。特に、森林・土壌の保護とか、有害物質を出さないこと、資源の有効利用などが環境保護の本命であるはずなのに、いつの間にかCO2削減と議論や実行動が入れ替わっている。いつの間にかCO2削減が目的になっていることに疑念を感じる人が多い。

(5)バイオ燃料に関して、懐疑的な人が少数ながら存在します。特に、食料品の値上がりにつながる、バイオ燃料製造には、抵抗感があるようです。人間にとって、食料が一番重要なのであって、その食料を犠牲にしてまで、バイオ燃料を製造する必要があるのでしょうか?私も疑問です。ただし、天ぷら油の廃油などの再利用はどんどん推進すべきと考えます。

(6)ブログに地球温暖化や、環境問題について書き込む人には、大まかにいうと二通り存在します。その一つは、ブログのタイトルそのものに「環境、地球温暖化、エコ」などと直接環境問題に関する、言葉を盛り込むか、そうではなくても、いわゆる環境問題専用のブログとして、さかんにいろいろなところから、資料を集めてきて日々コピペをしている人々のタイプです。
もう一つは、ブログを環境問題専用とはせず、他の話題の中に織り交ぜたり、たまに地球温暖化の問題などを掲載する人々のタイプ。自分が体験したことや、自分の考えをもとに書き込みをしています。
これは私の独断と偏見なのかもしれませんが、どちらかというと、後者のタイプに好感がもてました。前者にも、好感を持てる人も少なからずいたのですが、どうも一昔前の言い方でいうと、日々コピペタイプの人にはプロパガンダに弱い人が多いような気がします。

さて、最後にこのブログに掲載された、現在までの環境問題に関するURLを以下にまとめておきます。

【1】ピザテンフォーが紙のピザボックスをなくす活動を最初にお知らせしたものです。このころは、会社の業務の一端として紹介したもので、あまり環境問題を意識したものではありません。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/07/blog-post_02.html

【2】いわゆる「MOTTAINAI」の観点から、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす試みを伝えたもの。MOTTANAIの歌の動画もお楽しみいただけます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/mottainai.html

【3】これも、「MOTTAINAI」という観点から、ピザボックスをなくす試みを伝えていますが、実際に1,000枚のピザが消費される動画を示し、よりインパクトを増したもの。グーグル本社でのピザ1,000枚の動画は圧巻です!
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/mottainaigooglewordexcelpowerpointstars.html

【4】トリンプのレジ袋ブラの紹介。変わったエコ活動を紹介しています。ブラジャーがエコ袋になるという変わった製品の紹介をしています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/blog-post_19.html

【5】私が環境問題に関心を持つことになったきっかけを掲載しています。特に、環境問題に対するマスコミの弊害についても述べています。大学時代の私の恩師(私が一方的にそう思っているだけ)の大学での最後の講義の内容を掲載しています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_10.html

【6】Googleの環境問題に対する活動の一端を紹介しています。ハイブリットカーに取組む企業に対しての支援に関する内容です。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_14.html

【7】レジ袋は実はほとんど資源の浪費にならないことを、ある人のブログから知り、その内容を掲載したものです。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_17.html

【8】カップヌードルの歴史、エコ・カッフーヌードルと、テンフォーのピザボックスを廃止する活動を対比しつつ、これからの経済などの趨勢について掲載しました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_18.html

【9】環境危機時計について掲載しました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_20.html

【10】環境問題の落とし穴について掲載しました。環境問題や地球温暖化を論ずるときは、この落とし穴があることを前提とすべきであると考えます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_24.html

【11】ピザテンフォーのピザボックスではなく、陶器のお皿によって宅配されたピザの写真を掲載しています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_499.html

【12】ピザテンフォーでもし全店の紙のピザボックスをなくしたら、どの程度CO2の削減ができるかを試算してみました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/co2.html

2007年10月4日木曜日

今日はテンフォーの日-ウィンも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

今日は、ご存知テンフォーの日。Mサイズピザ全品20%引きです。「しまった忘れていた!」などという方、ご安心ください。今年は、ピザ・テンフォー誕生祭として今月の1日から31日まで、毎日Mサイズピザ全品20%引きで提供させていただきます。よろしくお願いします。
上は、ジャーマンシェパード「ウィン」の写真です。ウィンは、こんな三枚目もできます。

なお、このピザテンフォーでは、「誕生祭ブログキャンペーン」も実施しています。詳しくは、下のバナーをクリックしてください。




2007年10月3日水曜日

次世代DVDの規格戦争はあと1年しか続かない


上は、ブルーレイの説明をするコンパニオンの動画
松下電器の津賀一宏氏は10月2日より開催されている技術展示会「CEATEC JAPAN 2007」で記者会見し、Blu-ray Disc支持の製造業者らは2007年の年末商戦で値下げ攻勢に踏みきり、大々的な宣伝活動を展開すると述べました。津賀氏は松下電器でデジタルネットワーク ソフトウェア技術や一部のホームエレクトロニクス技術を担当し、海外研究所の責任者なども務めています。

年末商戦の終盤か、第1四半期の終わり頃には勝敗のあらかたが見えるだろう。本格的な規格戦争は、あと1年くらいしか続かないだろうと、同氏は予測しています。


BDの勝利になるのでしょうか?
HD DVD陣営(MSとIntelと東芝)の顔ぶれを見ると一筋縄ではいかない気がするのですが。

CNET Japanの記事

私は、この両者とも長い目でみると敗北すると思っています。時代は、ネットワークです。音楽によるネット配信が当たり前になったように、いずれハイビジョンのネットワーク配信も普及するからです。近いうちに、音楽も動画も、ユーザーの記憶媒体に記録したものを再生するのではなく、すべてがオンディマンドで再生される時代がやってきます。そのときには、わざわざ記憶装置を必要としないため、両者とも、初期の開発費用を回収できずに敗北するのではないかと思っています。

2007年10月2日火曜日

東国原知事の誤算、中国の誤算!?


宮崎県でこんなことに・・・・ 上は、偽装が発覚した瞬間の動画。

「地下水で育てていますから柔らかくておいしい。ビタミンDもたっぷりです」。東国原知事が、宣伝に努めた宮崎県産のウナギに台湾産ウナギを故意に紛れ込ませていた疑惑が浮上している。このウナギの産地偽装疑惑は今年6月、テレ朝の追跡取材が奏功し、発覚したスクープ。これまで分かったのは、宮崎県下の2養鰻業者が台湾から輸入したウナギが加工業者を経由する段階で国内産に偽装され、かば焼きなどで販売されていた疑い。

農水省がこのほど、九州4県と合同で、10数業者に立ち入り検査を行った。現在も調べが続いているが、業者は偽装を認めているという。 国産ウナギと台湾産ウナギでは、流通段階で1キロ当たり300円から400円の価格差があり、「国産」と偽装するだけで大きな利益を得る。とくに宮崎県は、"東国原効果"もあってか、国産ウナギの産地として急成長しており、全国3位に浮上している。

そうしたなかで、台湾産ウナギの加工品に、東国原知事のイラストが描かれた「宮崎県産シール」を張って売られている疑惑も出ている。このシールは3万円出せば1年間誰でも自由に使えるもので、知事のお墨付きであるシールが「産地偽装ロンダリング」の道具に使われた疑いがあるというものだ。
当の東国原知事は「偽装があるかどうか、まだはっきりしない。事実なら国と連携し対応を取りたい」と以前の勢いはどこへやら。

もし事実なら、偽物を本物と偽って利益を得ている日本の養鰻業者は悪質だが、中国の業者も本物のメーカーから言わせれば悪質極まりないはず。


上は「ハインツの歴史的瞬間」というCMの動画

さて、話は変わって、近代ブランドの話にします。私からいわせると、東国原知事、中国(ここでは、特に中華人民共和国)当局者も著しい勉強不足だということです。

まさに、歴史は繰り返しているのであって、最近の偽装疑惑のようなものは大昔から存在しました。
あまり、詳細と正確にではありませんが、大雑把にでも、近代ブランドの発祥の歴史を紐解けば、判ることです。特に欧米では、産業革命以前は、食料品はほとんどすへで、自分の家の近所から購入していました。牛乳は酪農家に分けてもらうとか、野菜は農家から買うなどしていました。市場があったとしても非常に規模が小さいもので、生産者の顔がわかる範囲のものでした。

しかし、産業革命以後分業化が進み、生産者の顔が見えなくなってきました。その頃、さまざまな偽装がおこりました。品質、数量、生産地、その他ありとあらゆる偽装が起こり、消費者は恐慌状態に陥りました。そのころ、いわゆる食品ブランドがおこりました。ハインツ、マギー、クノール・・・・・・、その他、いわゆる食品の有名ブランドが誕生し、消費者に対して、品質を保証する食品を提供しはじめしました。

消費者は、ブランド商品であれば、品質に問題はないという安心感が得られ、メーカーはその信頼を失わないように努力するという良い関係が構築されました。これは、日本ではいわゆる「暖簾(のれん)」ということです。

暖簾やブランドは、もともとそうしたものです。日本国内では、古くから暖簾という考え方が発展していたので、近代ブランドという意味では、明治からということになりますが、暖簾という考え方であれば、欧米諸国よりずっと古くから、同じような考え方を持っています。


現代、経営学などでブランドに関して、小難しい理論などをあげていますが、その基本的考え方は日本に古からある暖簾とほぼ同じです。ただし、ブランド戦略などといって、たとえば、従業員に対して「あなたは何のために働いているんですか」と問われて、「ブランドを守るため」と自発的にこたえさせるように教育するなどは、最近では欧米の方が日本企業より優れているかもしれません。現在の日本企業は暖簾の考え方を忘れているのかもしれません。


近代ブランドの考えたにせよ、暖簾の考えかたにせよ、東国原知事も、中国も酷い勉強不足かもしれません。もし、東国原知事が自分の似顔絵まで、印刷されてた「宮崎産シール」を、こうしたブランドや「暖簾」と同等に考えていたら、業者の善意だけに頼るなどということはしたでしょうか?近代ブランドを持つ会社は、他の会社が生産したものに自社ブランドをつけて、販売することにでもなれば、信頼性は必ずチェックするはずです。老舗の日本のお店(たな)でも、暖簾分けということになれば、長年自分の手許で働いてきた、信頼のおける者にしか分け与えなかったはずです。


中国にいたっては、食品ブランドという考え方が欠如しているのではないかと思います。中国といっても、大きな国で各県が一つの国のようでもあります。全部の県の食品が全部だめなのでしょうか?いや、同じ県でも、地区によって、あるいは、企業によって、あるい同じ企業の中でも生産工場によって違うのではないでしょうか。今、中国製品の対して、日本国内では、ちょうど欧米の近代ブランドが発祥したときと同じような、恐慌と混乱が起きています。中国でもキチンと近代ブランドを構築し、そのブランドであれば、安全性に問題はないとの、認識を日本の消費者にも植え付け、まっとうな商売をする時期になっていると思います。


2007年10月1日月曜日

イトーヨーカドーのネットスーパー・オープン!!


お店で重たい買い物をしたときってうんざりしませんか?重い米を買って、かさばるトイレットペーパーを買ったらもう身動きとれません。毎回必ず買うような、決まり物を買うときって、何にも楽しくありませんね。こういうときは、なるべく楽をしたいものです。こういう時はインターネットショッピングが強い味方です。
インターネットショッピングは イトーヨーカドーが便利です。1500円以上で送料無料だそうですよ。セブンイレブンなら金額にかかわらず送料無料だから自分で都合がよいほうが選べるのです。
私がネットだから買いたいものと言えば絶対にお米です。重量5キロの物を持ったら他のものはほとんど買えませんもん。ってことで注文したいと思うのはこれです。無洗米 金芽米 ベストセレクト 5kg
これからは重たい物、かさばるものを買う時にはネットスーパーを活用して生活の効率化を考えようと思います。

重たい、かさばる、決まり物に便利なインターネットショッピングはイトーヨーカドーです。

中国経済の悲惨な実態…「デカップリング」を「デリスキング」と言い換えても“世界経済からの切り離し”は止まらない―【私の論評】中国経済減速で外資流入減 急速に発展する東南アジアに投資機会

中国経済の悲惨な実態…「デカップリング」を「デリスキング」と言い換えても“世界経済からの切り離し”は止まらない まとめ 西側諸国と中国との経済的結びつきが急速に弱まっている。中国からの輸出が主要国で大幅減少している。 中国への外国からの投資や人的交流が大きく減少し、新規投資がなく...